モンクレールグループは2月24日、2021年期通期決算を発表した。連結売上高は前年比44%増、前々年比28%増の20億4610万ユーロ(2665億7429万円)、営業利益は6億310万ユーロ(785億7434万円)、当期純利益は4億1100万ユーロ(535億4676万円*)だった。

売上高のうち、「モンクレール(MONCLER)」が18億2420万ユーロ(2376億6425万円、前年比28%増、前々年比14%増)、2021年2月に同社が1450億円で買収した「ストーンアイランド(Stone Island)」が2億2190万ユーロ(289億1004万円)だった。

地域別の売上高では、アジア(APAC、日本、韓国を含む)が8億9480万ユーロ(1165億7821万円、前年比26%増、前々年比27%増)、EMEA(ヨーロッパ、中東、アフリカ)が6億2446万ユーロ(813億5720万円、前年比25%増、前々年比3%減)、南北アメリカが3億488万ユーロ(397億2101万円*、前年比43%増、前々年比20%増)だった。特に、第4四半期における中国・韓国・日本での好業績が全体の成長に貢献した。

*1ユーロ=130円換算(2月27日時点)

文・西岡愛華/提供元・SEVENTIE TWO

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