
明治安田生命J1リーグの柏レイソルは、ブラジル人FWペドロ・ハウル(25)がカンピオナート・ブラジレイロ・セリエA(ブラジル1部)のゴイアスへレンタル移籍により放出している。そのペドロ・ハウルが母国復帰決断の理由を明かした。2月28日、ブラジルメディア『Esmeraldino』が伝えている。
同選手は昨年3月に当時カンピオナート・ブラジレイロ・セリエB(ブラジル2部)のボタフォゴFRから柏レイソルへ完全移籍。柏レイソルでは公式戦11試合に出場していたが、8月下旬開催のJ1リーグ第25節・サガン鳥栖戦を最後に出番がなくなると、およそ1カ月後にリーガMX(メキシコ1部)のフアレスへレンタル移籍。フアレスではリーグ戦8試合中6試合で先発出場して2ゴール1アシストをマークしていたが先月に退団していた。
その後ペドロ・ハウルは柏レイソルで構想外となると、先月31日にゴイアスが同選手を1年レンタルにより獲得したと公式発表。ブラジル国内メディアはレンタル料が60万レアル(約1300万円)にのぼると伝えている。
そんなペドロ・ハウルは『Esmeraldino』のインタビューに応じた際、ゴイアスへ移籍した理由を聞かれると「確かに選手にとって年俸はとても重要だね。だけど自分のキャリアを考える時、将来に多くのものを得るために今は少しだけ多くのものを得ることを諦める必要もあるのさ。それが僕の思っていることだよ」とコメント。ブラジル国内よりも柏レイソルでより高額の年俸を受け取っていたことや、出場時間の確保がゴイアス移籍の目的であることを示唆している。
なお、ブラジルメディア『グローボ』の報道によると、柏レイソルとペドロ・ハウルの契約期間は2024シーズン終了後までであるとのこと。また、柏レイソルは同選手獲得でボタフォゴFRに移籍金1070万レアル(約2億3000万円)を支払っているものとみられる。
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