
かつてヴィッセル神戸やザスパ草津(現ザスパクサツ群馬)などでプレーしていたFW土井良太(34)が、社会人サッカークラブであるFC淡路島から事前の話し合いもなく契約満了を公式発表されたことに対する憤りをあらわにした。
土井良太は2006年に神戸弘陵学園高校からヴィッセル神戸へ入団すると、アルビレックス新潟シンガポール、アルテ高崎、ザスパ草津をへて2013年にグルージャ盛岡(現いわてグルージャ盛岡)へ加入。2014シーズンには主力としてJ3リーグで2桁ゴールをあげると、その後はAC長野パルセイロや藤枝MYFC、関西サッカーリーグ1部のアルテリーヴォ和歌山に在籍。FC淡路島では2019年からプレーしていた。
そのFC淡路島は昨季、関西サッカーリーグ2部16試合を戦って勝ち点37を獲得。優勝こそ逃したものの、関西サッカーリーグ1部昇格を果たしていたが、今月27日に土井良太を含む10選手の契約満了を公式発表している。
その中、土井良太は27日16時ごろにSNSを更新。クラブからの契約満了に対して「僕はまだ契約の話を何もされてないのに満了リリース。話をする日程調整しますと言われて何の連絡も無くこんな事いいんですか?チームの為に淡路島の為に人生をかけて一生懸命頑張ってきたのにこれはあんまりじゃないですか?」と投稿し、クラブ幹部に対する怒りを滲ませている。また、同選手の投稿に対しては、ファンからも「酷すぎる」、「闇を感じる」、「不当解雇だ」といったコメントが数多く寄せられている。
なお、FC淡路島の公式ホームページでは契約満了選手名と顔写真が掲載されているものの、選手のコメント等については一切掲載されていない。土井良太以外の9選手とクラブ幹部とのやり取りについても気になるところだ。
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