サッポロホールディングス傘下のサッポロ不動産は2月22日、恵比寿三越退店跡の商業棟「センタープラザ」の地下2階「フーディーズガーデン」を4月15日に開業すると発表した。

フーディーズガーデンには、食品スーパー大手ライフコーポレーションの旗艦店「セントラルスクエア」のほか、高級スーパーの「明治屋恵比寿ストアー」、山吹味噌のブランドで知られる信州味噌(長野県小諸市)が手がけるハム・ソーセージ専門店「デリカテッセン ヤマブキ」、ドラッグストアの「トモズ」、製菓・パン食材専門店「トミーズ」、コーヒー豆・輸入食品の「カルディコーヒーファーム」などが出店する。

ライフのセントラルスクエアでは、売場案内やメニュー提案などを行うコンシェルジュサービスや、店内に活魚水槽を設置して魚を活け締めで販売するなど、同社としては初の試みを取り入れる。有機農産物や東京の地場野菜を豊富に取り揃えるほか、恵比寿が地元の「猿田彦珈琲」「36チャンバーズ オブ スパイス」「CHEESE STAND」「山田屋まんじゅう」などの商品を販売する。また、オフィスワーカーなどに向け、弁当類を常時50種類以上展開する。

恵比寿ガーデンプレイスにライフ旗艦店「セントラルスクエア」、明治屋も出店
(画像=ライフの「セントラルスクエア」では、売場案内などのコンシェルジュサービスを行う。有機農産物や東京の地場野菜などを豊富に取り揃える予定だ、『DCSオンライン』より引用)

明治屋恵比寿ストアーは、生鮮品や直輸入食品、こだわりの食材に加え、「資生堂パーラー」「帝国ホテル」「京菓匠 笹屋伊織」「ぎんざ空也 空いろ」など、有名店や老舗の和洋スイーツを取り扱う。

センタープラザは地下2階から地上2階の4フロアで、面積は約2万2000㎡。地下1階から地上2階は22年秋にオープンする予定だ。

提供元・DCSオンライン

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