ロマンスの神様って、気まぐれなイメージがないですか?
思ってもみなかった場面で、突然舞い降りてくるような・・・
地震のあとに縁結びの神様がやってきたと札幌では噂の大谷地神社。
ロマンス求めて行ってくることにしました。
目次
神社を囲む大樹には神々が遊ぶ
開拓三神が祀られるオーソドックスな神社
神社を囲む大樹には神々が遊ぶ

大谷地神社は、札幌市白石区と厚別区の境にあります。
周辺には大谷地流通センターがあり、北海道の物流拠点になっています。
そのため大型トラックの往来も多い幹線道路に沿いに位置する大谷地神社ですが、小高い丘の上にある敷地内には、トドマツやカラマツと言った大きな木々が生えています。
大谷地神社の裏手が大学の敷地になっていることもあり、自然のあふれる敷地内には静寂な空気が流れています。
神社の木々では、神様が木々の間を飛び回っては遊ぶと言います。
これだけの木々があるなら、いろんな神様がやってきてもおかしくありません。
開拓三神が祀られるオーソドックスな神社

大谷地神社には、開拓三神と呼ばれる三柱が祀られています。
開拓三神とは、大国魂大神(おおくにたまのおおかみ)・大名牟遲大神(おおなむぢのおおかみ)・少彦名大神(すくなひこなのおおかみ)です。
大国魂大神は国土そのものの神様、大名牟遲大神は国造りの神様、少彦名大神は国造りの助言をした神様といわれています。
北海道は明治期に開拓のために本州から多くの人々が渡ってきました。
大谷地はその地名のとおり、大きな谷地(湿地帯のこと)があった場所と考えられます。
生活のできる土地に開墾するには、大変な苦労があったと考えらます。
土地を無事開くことを祈願するために建立された神社だったのです。
大谷地神社に祀られる神様の御利益は、安全祈願・厄払い・健康祈願でした。
そこにもうひとつ、新しいご利益が付け加わることになりました。