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不動産投資会社が提供するサービスの価格
会社の実績

不動産投資会社が提供するサービスの価格

不動産投資は、物件購入時以外にも、運用を続けるうえでは費用が発生します。

運用中に費用が発生する一例

  • 退去時のクリーニング費
  • 入居づけの際の広告費
  • 入居者管理業務の費用
  • 設備の交換費用
  • リフォームやリノベーションの費用
  • 空室時の対応を考慮したサービス
  • 固定資産税 など

長期間にわたって不動産事業を営むうえでは、不動産購入時の価格以外にどういう場面で費用がかかるのか、ランニングコストも確認ポイントとなります。

不動産投資会社によって費用が発生する場合とそうでない場合、また同じ内容に対しても会社によって価格が異なることもあります。

例えば、売主の物件を売却サポートする不動産会社から購入する場合は、仲介手数料がかかります。仲介手数料は、宅地建物取引業法という法律で手数料の上限が決められています。一方、不動産会社が直接の売主となる場合には、仲介手数料は発生しません。このときの不動産価格の値づけは、法律によるルールはありません。

「賃貸管理サービス」が提供される場合も、どんなプランと費用で、そして費用に含まれるサービス内容は何か、各社によってさまざまです。例えばエアコンなどの設備交換費用はオーナー負担なのかどうかなどが、細かく設定されています。入居者募集の際の広告料は地域によっても差がありますので、どの地域の不動産を所有するかによっても変わってきます。

不動産投資オーナーから家を一括借り上げして、すべて不動産投資会社に任せ、オーナーは家賃を受け取るだけというサービスを利用する場合、その手数料がいくらで設定されているか、解約条件なども確認することになります。

会社の実績

不動産投資会社の実績を調べることで、会社の将来の安定性や成長性などを判断することができます。不動産投資は物件を長期間保有し運用するため、会社が継続できるかは重要なポイントです。

また、「入居率」「管理戸数」などのデータを見比べることで、賃貸管理業務が強い会社だと判断することもできます。サービス内容に関する実績を見ることで、満足するサービスが受けられるかを判断する材料になります。販売数の多い会社だとわかると、金利など金融機関からの融資条件が他社より良い場合もあります。