意外と見落としやすい結婚式での男性のおしゃれのマナーをご存知ですか?実はカジュアルな着こなしは得意でも、フォーマルな着こなしには無頓着というのでは困ります。そこで見落としがちなマナーを7つに絞ってまとめました。
●ジャケットをブレザーにするのはNG!
どんなに高級なブランドのものであっても、ブレザーとパンツは結婚式向けではありません。またおしゃれを楽しみたいと思っても、結婚式とはフォーマルな場だという認識を持ってください。そのため基本としてのスタイルはフォーマルなスーツになります。
ですからブレザーではカジュアルすぎるというわけです。フォーマルな場ではフォーマルな装いが求められることを知っておいて損はありません。
持っている服の中でもっとも値が張ったものを選んで祝福を表したいというお気持ちも理解できますが、それは祝福の方向が違います。あくまでもスタンダードな結婚式でれば、ベーシックなスーツでの出席が祝福を表すというわけです。
そのためカジュアルなものであるブレザーは結婚式というフォーマルな場にはふさわしくないので、高級ブランドであっても失礼にあたると考えてください。
●面倒でもダークスーツを用意せよ!
現在は確かに結婚式をカジュアルに執り行うカップルも増えています。でも出席者のドレスコードがカジュアルな装いで、あるいは平服で、と記載されていない場合はダークスーツを用意しなければなりません。
つまりフォーマルな場であるから、ブラックスーツが必需品だというわけです。もしもクローゼットの中に用意されていない場合は速やかに揃えましょう。いくら気取った結婚式ではないとしても、フォーマルな場であることには変わりありません。急いで用意するなら、量販店のダークスーツでもいいのです。
礼服という名目で多くの量販店ではダークスーツを用意しています。手頃な価格でもいいのです。フォーマルな場にふさわしい装いの要がダークスーツだからです。平服で出席してください、とされる場合以外はビジネス用のスーツはNGだと心得ましょう。
最初の結婚式では間に合わないので量販店のダークスーツでもマナーとしてはOKです。しかしダークスーツは用意しておいて困るものではありません。いつかのために用意しておくことも大人の礼儀であり、たしなみなのです。