天野純、過去にも韓国からオファーあった!横浜FMと蔚山現代の提示条件も明らかに【動画】
(画像=天野純 写真:Getty Images、『Football Tribe Japan』より 引用)

 横浜F・マリノスからKリーグ1(韓国1部)の蔚山現代へレンタル移籍している元日本代表MF天野純(30)は、26日開催のリーグ戦で2ゴールの活躍によりチームを勝利に導いている。そんな天野純は過去にも韓国からオファーを受けていたようだ。27日、韓国メディア『フットボリスト』が伝えている。

 天野純は昨季終了後に横浜F・マリノスから蔚山現代へ1年レンタルにより加入。今月20日のKリーグ1開幕節・金泉尚武FC戦では先発出場し、後半途中までプレーしていた。そして26日の第2節・城南FC戦でも先発出場すると、0-0で迎えた47分にコーナーキックからのこぼれ球をボレーであわせて移籍後初ゴールを奪取。その後も自らのプレーから城南FC2選手の退場を誘発する。さらに82分にはペナルティエリア内で倒されてPKを獲得。これを自ら沈めて追加点をもたらしていた。

 この天野純の活躍ぶりには韓国メディアがこぞって注目。『フットボリスト』も「蔚山現代が放った11本のシュートのうち、9本はアマノ絡みだ。彼にパスを通さないと攻撃が機能しないレベルだった」と攻撃面でのパフォーマンスを称えるとともに「インターセプト4回、ブロック5回など複数の項目で上位に食い込んだ。フル出場だったが、終了の笛が鳴る瞬間まで相手にプレッシャーをかけていたのが印象的だった」と守備面での貢献度も評価している。

 その中、『フットボリスト』は「アマノは過去に韓国行きのオファーを受けたことがある」と天野純の経歴を紹介。その上で蔚山現代移籍が実現した背景について「2020年に横浜F・マリノスに戻ったが、トップ下にはすでにマルコス・ジュニオールがいた。これがサブメンバーへの格下げという流れになった。彼はキャリアでターニングポイントとなるべく、蔚山現代への移籍を受け入れた。蔚山現代の提示した条件は横浜F・マリノスと比べるとそこまで良くなかった」と説明している。

 なお、天野純は2014年に横浜F・マリノスへ入団すると、2017シーズンに先発での出場機会を確保。2019年7月にはベルギー2部のスポルティング・ロケレンへレンタル移籍していたものの、新型コロナウイルス感染拡大の影響によりクラブが破産。2020年5月に復帰していたが、昨季はブラジル人FWマルコス・ジュニオール(28)がトップ下のレギュラーに定着していたこともあり、J1リーグでわずか7試合の先発出場に終わっていた。

提供元・Football Tribe Japan

【関連記事】
欧州5大リーグ、現行監督の長期政権ランキング。最も指揮が長いのはあの重鎮!
超カッコ良い!東京五輪も盛り上げてきた2大フットボール・アンセム
ヴィッセル神戸の半端ない日本代表FW補強史。大迫や武藤だけじゃない!カズや大久保も!
【2021】低身長ながら活躍中のJ1リーガー6選!167cm以下
【東京五輪】男子サッカー全代表チーム、市場価値ランキング&登録選手一覧。日本は何位?