
明治安田生命J1リーグのサンフレッチェ広島やアビスパ福岡でプレーしていた元スウェーデン代表DFエミル・サロモンソン(32)が、26日開催の公式戦でIFKヨーテボリ復帰後初ゴールをあげた。
サロモンソンは昨年12月10日にアビスパ福岡からアルスベンスカン(スウェーデン1部)のIFKヨーテボリへの復帰が正式決定。デンマーク・スーペルリーガ(デンマーク1部)所属ノアシェランやロシア・プレミアリーグ(ロシア1部)所属ロコモティフ・モスクワとの練習試合では右サイドバックのポジションで先発出場していた。ただ、今月19日開催のスウェーデン国内カップ戦のグループステージ第1節・ランズクルーナ戦ではDFアレクサンデル・ヤロウ(23)が右サイドバックのポジションでフル出場する中、90分ベンチから戦況を見つめていた。
その中、IFKヨーテボリは26日開催のグループステージ第2節で2部クラブと対戦。サロモンソンは復帰後初めて公式戦でスタメン出場すると49分、右サイドからのクロスに味方と相手DFが競り合った後ペナルティエリア内にこぼれたセカンドボールを回収。ワントラップしてから右足を振りぬきゴールネットを揺らしている。そしてゴールを決めた直後には日本でも見せていた「飛行機セレブレーション」で喜びを爆発させた。
ただ、IFKヨーテボリは後半アディショナルタイムの90+1分に同点ゴールを献上し1-1で試合を終了。2部クラブ相手に勝ち点2を落とす結果となっている。また、サロモンソンはフル出場した一方、サロモンソンとポジション争いをするヤロウは出番がなかった。
日本国内では先週末からJリーグが開幕しているが、多くのJリーグファンに親しまれたサロモンソンも母国で幸先の良いスタートを切っている。
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