
かつて明治安田生命J1リーグの横浜F・マリノスでプレーしていたFW遠藤渓太(24)は、ウニオン・ベルリンで厳しい立場に置かれている。そんな遠藤渓太が戦線離脱を余儀なくされるようだ。25日、ドイツメディア『Ligainsider』が伝えている。
同選手は横浜F・マリノスで頭角を現すと、2020年7月にウニオン・ベルリンへ買い取りオプション付きの1年レンタルにより加入。海外挑戦1年目の2020/21シーズンはブンデスリーガで16試合に出場したほか、2020年11月に行われたビーレフェルト戦では移籍後初ゴールもマーク。昨年4月にはウニオン・ベルリンの買い取りオプション行使が正式決定しているが、今季はここまでリーグ戦での先発出場なし、途中出場4試合と厳しい立場に置かれている。
それでも今月5日のブンデスリーガ第21節・アウクスブルク戦ではおよそ2カ月ぶりに途中出場。13日の第22節・ボルシア・ドルトムント戦こそ体調不良により欠場したが、19日の第23節・ビーレフェルト戦でもおよそ15分間プレーしていた。
しかし、ウニオン・ベルリンのウルス・フィッシャー監督は24日の記者会見で「昨日のトレーニングでエンドウは足を痛めた。(土曜日のマインツ戦で)彼を起用することはできない」とコメント。さらに『Ligainsider』は同選手がマインツ戦のみならず今後数試合でメンバー外になる可能性があると伝えている。
なお、指揮官はドルトムント戦前に「10人制の試合でいつもチャンスを作ってくれる。(自分のプレーを)やり続けることが大事だ」と遠藤渓太に対して一定の評価を与えていた。同選手としては出場機会が増えつつある中での負傷離脱となっている。
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