
明治安田生命J1リーグのFC東京でプレーした過去をもつ日本代表MF橋本拳人(28)が、ウクライナとの国境付近に位置するロストフで危険にさらされているようだ。24日、ロシア西部ロストフの地元メディア『ROSTOV.AiF』が伝えている。
橋本拳人は2020年7月からロシア・プレミアリーグ(ロシア1部)のロストフでプレー。リーグ戦は昨年12月中旬からおよそ2カ月の冬季中断期間に入っていたが、今週末のリーグ戦再開を前にロシア軍によりウクライナ侵攻が始まっている。これを受けて、ロシア当局がロストフにあるプラトフ国際空港などウクライナ国境付近に位置する複数の空港を一時的に閉鎖するなど、ロシア国内でも緊張が走っている。
その中、同選手は24日にインスタグラムを通じて「色々とニュースで出てると思いますが、僕も何が起きてるか詳しくは把握出来てません。身の危険は感じていませんし、生活も特に変わらず、練習も普通に行われてます。試合は3日後に行われる予定でしたが、空港が閉鎖されたため不透明という感じです」
「正直この先何が起きるか少し怖いですが、僕は何も出来ないので試合に向け準備するだけです」とファンに現状報告を行っていた。
その中、『ROSTOV.AiF』はウクライナ東部の国境に隣接するロストフ州で少なくともミサイル14発の着弾が確認されたと報道。ウクライナ軍の攻撃によるものとみられ、一部建物が倒壊しているという。また、ロシアの一部メディアはロシアの軍用機がウクライナ国境付近で墜落したと伝えている。
なお、ロストフのホームスタジアムであるロストフ・アリーナからウクライナ東部の主要都市ドネツクまではわずか200kmである。両国間の戦闘が激しさを増す中、日本国民から橋本拳人を心配する声が上がっている。
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