イタリアの名門時計ベルトメーカー、“MORELLATO(モレラート)”は高い品質に加え、デザイン性においても時計好きから支持を集める人気ベルトブランド。
 今回は選び抜かれた素材とディテールにこだわった“マニュファッティコレクション”に、新作が4モデル追加されたため詳しく紹介していく。

》ヴィンテージスタイルを強く取り入れた新作

熟練の職人の手によって1本1本最終の仕上げが行われる、「モレラート」のマニュファッティコレクションに注目。
(画像=『Watch LIFE NEWS』より 引用)

 マニュファッティとは、日本語で手作りという意味。その名のとおり熟練職人が手作業で、ケース側と尾錠側のステッチを一つひとつ手仕上げしているコレクションである。

 すべてのアイテムに上質なイタリアンレザーを使用しているのも特徴。
 さらに仕上げのステッチの外側にネンと呼ばれる溝を入れたり、白ではなく生成(きな)りのステッチを使用したりなど、細部までよく作り込まれている。

 今季の新作には、時計業界のトレンドでもあるヴィンテージスタイルが強く取り入れられている。
 いずれも今季にぴったりの落ち着いた配色のため、ぜひ手に入れてベルトの付け換えを楽しんでほしい。

》おすすめ新作ベルト – 01
ティエポロ

熟練の職人の手によって1本1本最終の仕上げが行われる、「モレラート」のマニュファッティコレクションに注目。
(画像=『Watch LIFE NEWS』より 引用)

■Ref.X5534 D 40。型押し牛革。ベルトの取り付け幅は18、20、22、24mmの4サイズ(ブラック、ダークブラウンのみ24mm展開あり)。カラーはブラック、ダークブラウン、ゴールドブラウン、ダークブルーの4色。各6600円

 ツヤありの型押しはベタ塗りのような印象になってしまうが、ティエポロはツヤを適度に抑え、型押しの際に濃淡が生まれるグラデーションを施すことで立体感を生み出した、職人のこだわりが感じられる1本。

》おすすめ新作ベルト – 02
ポロック

熟練の職人の手によって1本1本最終の仕上げが行われる、「モレラート」のマニュファッティコレクションに注目。
(画像=『Watch LIFE NEWS』より 引用)

■Ref.X5535 D41。牛革。ベルトの取り付け幅は18、20、22mmの3サイズ。カラーはブラック、ダークベージュ、ダークブラウン、ゴールドブラウン、ハニーブラウン、グリーンの6色。各6600円

 全6色の豊富なカラー展開でありつつそれぞれ仕上げが異なるというユニークなコレクション。シボ感の強いものやスエードタイプのものまであり、自身の好みや着用するシーンなどを踏まえてチョイスできる。特徴的なハンドステッチにも注目。

》おすすめ新作ベルト – 03
ドナテロ

熟練の職人の手によって1本1本最終の仕上げが行われる、「モレラート」のマニュファッティコレクションに注目。
(画像=『Watch LIFE NEWS』より 引用)

■Ref.X5537 D43。牛革。ベルトの取り付け幅は18、20、22mmの3サイズ(22mmはブラック、ダークブラウンのみ展開)。カラーはブラック、ダークブラウン、ゴールドブラウン、ダークブルーの4色。各6600円

 マニュファッティのベストセラーモデルであるドナテロが、より洗練されたデザインとなってリニューアル。ベルトの中央部に向かってゆるやかに厚みが増していく甲丸(こうまる)デザインが特徴。加えてどの角度からも光を取り込む光沢仕上げを採用した。

》おすすめ新作ベルト – 04
モランディ

熟練の職人の手によって1本1本最終の仕上げが行われる、「モレラート」のマニュファッティコレクションに注目。
(画像=『Watch LIFE NEWS』より 引用)

■Ref.X5536 D46。牛革。ベルトの取り付け幅は18、20、22、24mmの4サイズ。カラーはブラック、ブラウン、ダークグレーの3色。各7700円

 上質なカーフレザーを、天然革のようなやわらかい質感へ製法したスーパーソフトカーフ素材を採用。新品の革ベルトは固く、手首になじむまで時間を要するが、モランディは5.3mmのしっかりとした厚みをもちながら最初から極めて柔らかくしなやか。ベルトと同色のステッチは光沢のある細かいタイプを使用している。

【問い合わせ先】
シンシアー
TEL.042-438-4011

文・松本由紀 写真・笠井修/提供元・Watch LIFE NEWS

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