
Kリーグ1(韓国1部)の蔚山現代は24日、かつて浦和レッズやアルビレックス新潟、ガイナーレ鳥取でプレーしていたブラジル人FWレオナルド(24)の獲得を公式発表した。
レオナルドは昨年2月に浦和レッズから中国スーパーリーグ(中国1部)の山東泰山へ完全移籍。2026年2月までの5年契約を結んでいたが、わずか数カ月間で構想外となると7月末に河北足球倶楽部へレンタルにより加入。河北ではリーグ戦14試合中12試合に出場していたが、わずか1ゴールに終わっていた。
同選手の去就を巡っては、昨年12月にプリメイラリーガ(ポルトガル1部)のポルティモネンセへ移籍する可能性が噂されていたが、本人はSNSでこれを否定。また、年明けにはブラジルメディア『iG Esporte』のインタビューで「いつかブラジルに戻りたいね。もし神様が許してくれるならば、今までプレーしたことのあるクラブでもう一度プレーして、そのクラブの偉大さを実感してみたいね」とコメント。再びJリーグ復帰に対する思いを明かしていた。
しかし、韓国紙『スポーツソウル』は先月24日、Kリーグ1(韓国1部)の蔚山現代が1年レンタルによるレオナルド獲得で山東泰山と合意に達したと報道。レオナルド本人も28日、河北在籍時のプレーがまとめられた動画をSNSに投稿し「新たな空気を吸う時だ…中国での経験はとてもやりがいのあるものだったし、もっと良くなることが多かった…2022年もたくさんのゴールを決めて、みんなに喜びを与えられるような年にしたいね!」とコメントを残していた。
そして蔚山現代は今月24日、山東泰山から1年レンタルによりレオナルドを獲得したと公式発表。そしてU23韓国代表FWオ・セフン(23)を清水エスパルスへ完全移籍により放出したことも発表している。
なお、蔚山現代は横浜F・マリノスから元日本代表MF天野純(30)をレンタル移籍により獲得しているほか、昨季までガンバ大阪でプレーしていた韓国代表DFキム・ヨングォン(31)の獲得も決めている。
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