
かつて日本代表の一員としてFIFAワールドカップの舞台で3度プレーしたMF本田圭佑(35)が、再びウクライナ情勢に言及した。
ロシアはウクライナが欧州や北米の30カ国による軍事同盟である『北大西洋条約機構(NATO)』に加入する可能性があることを脅威と捉え、今月にウクライナ国境付近に兵力を集結。ロシア国防省は15日になって軍事演習を終えた一部部隊がウクライナ国境付近から撤退したと発表したが、23日になってウクライナ東部の親ロシア派武装勢力から軍事的支援要請があったことを明らかにしている。
また、アメリカのブリンケン国務長官とロシアのラブロフ外務大臣により会談が今月23日から2日間の日程で予定されていたが急きょ中止に。ロシアのウラジーミル・プーチン大統領はウクライナ東部の親ロシア派地域の独立を一方的に承認すると、24日になってウクライナ東部地域への侵攻を軍に命じたと伝えられている。
本田圭佑は今月13日に「『(戦争に)勝者はいない』それが真実だ。我々はより良い解決策を見つけることができる」とツイートするなど、ウクライナ情勢への関心を寄せていた。そして23日にも「プーチン大統領の記者会見を見たけど、もうウクライナがNATOへの参加拒否するしかないなという感想。僕が知ってるロシアのリーダーってのはここからの交渉は一切通用しない。『解決のために窓口は開いてる』というのはウクライナがNATOへ参加しないという1択しか受け付けない窓口やと思ってる」と投稿するなど、自身の見解を示していた。
また、本田圭佑の投稿に対しては、一部のSNSユーザーがロシア寄りの意見であると批判。本田圭佑が過去にロシア1部のCSKAモスクワに在籍していたことを指摘する声も上がっていた。
すると、本田圭佑は24日に「ロシア派でもないし、ウクライナにも友達がいるわけで、読解力がない人たちのためにもう一回言うけど、僕はただウクライナが譲歩しないと戦争が起こると思うっていう話をしてます」と投稿。あくまでも第三者の立場として意見を述べていることを強調した。
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