2015年にアップル初の腕時計型デバイスとして誕生したアップルウォッチは、革新的なデザインと機能により高い注目を集めている。
iPhoneの通知確認、健康管理、電子マネー、運動記録など、さまざまな活用方法があるアップルウォッチは、日常生活だけではなくビジネス、就寝中、スポーツ中でも使うことができる。
腕時計の定番になりつつあるアップルウォッチは、気分やシーンに応じて手軽にバンドを着け替えることが可能。しかし、さまざまな店舗から星の数ほど発売されているバンドの中から、自分の利用シーンに合わせたバンドを選ぶのは非常に困難だ。
そこで本記事では、アップルウォッチバンドの選び方と、利用シーン別のおすすめバンドを紹介していく。アップルウォッチのバンド探しに悩んでいる方は、ぜひ最後までご覧いただきたい。
アップルウォッチバンドの選び方

サイズ
そもそもアップルウォッチのケースサイズは一定ではない。
2018年のアップルウォッチ4までは38㎜と42㎜が発売されていたが、以降は40㎜と44㎜のサイズが追加されている。バンドがすべてのサイズに互換性があるわけではないため、自分が持っているアップルウォッチのサイズと合うバンドを選ばなければいけないのだ。
そのため、バンドを購入する際は対応しているケースサイズをまず確認しておこう。
また、アップルウォッチのケースサイズだけではなく、快適な着け心地を求めているのであれば念のため手首のサイズも確認しておくことを推奨する。
一般的には、レギュラーと記載されていれば手首のサイズが「140㎜~210㎜」の方は問題なく装着できる。しかし、極端に手首が細い方、または太い方であれば違和感を感じる場合もあるため、事前にバンドの手首サイズを確認しておく方が安全だ。
製造元
アップルウォッチのバンドを購入する際は、製造元も確認しなければいけない。製造元はどこの国で作られているかではなく、「純正」か「サードパーティ製」かを確認するということだ。
・純正⇒アップル社で発売されている
・サードパーティ製⇒他社で発売されている
純正のバンドはアップル社で発売されているものなので、品質と互換性に関して心配する必要は一切ない。しかし、値段はやや高めに設定されている。
一方で、アップル社ではない他社から発売されているサードパーティ製は、品質と互換性は純正に劣るものの、豊富なラインナップと低価格を実現している。
純正かサードパーティ製かは、人それぞれの好みなのでどちらがいいかを断言することはできない。しかし、品質で劣るサードパーティ製は十分に注意してから購入しなければ粗悪品を掴まされる可能性があるため、値段にだけ注目して購入するのは避ける必要がある。
素材
アップルウォッチのバンドはさまざまな素材が使われている。そのため、自分がどのようなシーンでアップルウォッチを使おうと考えているかでバンドの素材を検討する必要があるのだ。
もちろん自分の好みもあるが、利用シーンに合わせたおすすめの素材は以下の通りだ。
利用シーン | 素材 |
ビジネス | ・ステンレス・レザー |
就寝 | ・ナイロン・シリコン |
スポーツ | ・エラストマー・ラバー |
アップルウォッチのバンドは利用シーンに合わせて変えることを推奨する。
ビジネスシーンでは本革やステンレスなどの映えるバンドがおすすめだが、見た目を重視したバンドを就寝中にも使うと、通気性が悪く金具で顔などを傷つけてしまう可能性がある。
アップルウォッチはビジネス、就寝、スポーツなどのあらゆる場面で利用できるため、シーンに合わせたバンドの素材を購入しよう。
ビジネスシーンにおすすめのアップルウォッチバンド3選
アップルウォッチはビジネスシーンでも使える機能が多く搭載されている。
わざわざiPhoneを取り出さなくても通知を受け取れる利便性はもちろん、目的地までの移動時間を教えてもらいながら地図の役割も担うことができる。
ビジネスシーンでアップルウォッチを利用する際は、派手すぎず高級感が溢れるバンドを着けるようにしよう。以下の項目でおすすめのバンドを3つ紹介していく。
Evershop Apple Watch

高級感が溢れるステンレスが特徴の「Evershop Apple Watch」は、Amazonや楽天などの通販サイトでも高い評価を獲得しているおすすめのアップルウォッチバンドだ。
サードパーティ製の商品だが純正に基づき制作されているため、程よい重量、丈夫さ、快適性、通気性を高い次元で実現している。高級感がある艶ありの黒色はスーツにも合うため、ビジネスシーンで着けていても違和感はないだろう。
42㎜と44㎜のアップルウォッチに対応しており、ダブルボタンロック仕様を採用しているため不意に外れて落ちるリスクも軽減されている。
ナノメッキ処理とポリッシュ処理による技術を活用しているため、見栄えだけではなく丈夫さも問題なし。値段も2,000円前後で発売されているためコスパも抜群だ。
BRG コンパチブル Apple Watch レザーバンド

ビジネスにもカジュアルにも使える「BRG コンパチブル Apple Watch レザーバンド」。
肌ざわりがソフトで柔らかいため、仕事で長時間着用していても快適。高級感のあるレザーで仕上げられているため、色合い、質感、着け心地がいいのが特徴だ。また、値段も約1,400円と低価格なので、初のレザーバンド購入であれば強くおすすめしたい。
対応しているサイズは38㎜と40㎜。装着が簡単で耐久力が高く通気性も抜群。しかし、水に濡れることによる変色のリスクは避けられないため、着ける前に革製専用クリーナーなどを利用するようにしておくと安心だ。
エレコム Apple Watch バンド

光沢感があるステンレスの素材を採用している「エレコム Apple Watch バンド」。
最大の特徴は高級感を演出しているステンレス素材。ステンレスの素材は水に強いため、ビジネスシーンで長く着けて汗で濡れても問題なし。レザーは汗による変色が懸念材料になるが、ステンレス素材であればその心配が不要というメリットがある。
ステンレス無垢のコマは、横3列に並ぶ形状が特徴の3連タイプスタイルを採用。幅広いコマの両端を小ぶりなコマで挟むオリジナルスタイルで、高い堅牢性を実現している。
38㎜専用で値段は8,085円。色はブラックだけではなくシルバーがラインナップされている。バンドの長さを変えられる工具が付属されているため、フィット感を重視している方にもおすすめだ。