
シント=トロイデンVV(STVV)に所属するFW原大智(22)は20日、ジュピラー・プロ・リーグ第28節・OHルーヴェン戦で先制ゴールをあげた。そんな原大智についてベルギーメディア『SPORT』は22日、先月にSTVVから鹿島アントラーズへ復帰したFW鈴木優磨(25)の名前を出しながら高く評価している。
原大智は今季、東京五輪U24日本代表FW林大地(24)とポジション争いを繰り広げる中、ここまでリーグ戦28試合中14試合で先発出場。鈴木優磨が不振に喘いでいた昨年12月以降レギュラーに定着している。そしてOHルーヴェン戦でもスタメン出場すると、19分にコーナーキックから頭で合わせて先制ゴールを奪取。さらに90+4分には自らのクロスから林大地のゴールをアシスト。全得点を叩き出す活躍でチームを勝利に導いている。
『SPORT』はジュピラー・プロ・リーグ第28節のベストイレブンで原大智を選出。同選手について「原大智はSTVVの前線における鈴木優磨の後継者として、自分の存在価値を見出しつつある。シーズン序盤は苦しんでいたが、直近7試合で4ゴールと好調を維持。OHルーヴェン戦ではアシストのおまけつきだった」とSTVVの得点源であった鈴木優磨にかわる存在に指名している。
なお、STVVはOHルーヴェン戦での勝利によりリーグ戦3連勝。勝ち点を「37」まで積み上げて10位につけている。前節でリーグ首位ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズに勝利しチーム全体が自信を深める中、原大智のさらなる活躍が期待される。
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