目次
●スマートリングとは
●スマートリングのメリット・デメリット
健康管理や決済を手軽に行えるスマートウォッチが普及してきた近年、さらに一歩進化したウェアラブルデバイス、「スマートリング」が話題になっていることを知っているだろうか。スマートリングは指輪型のデバイスで、私たちの生活をより手軽かつスマートにサポートをしてくれる。
この記事では、30代のビジネスパーソンが活用したいスマートリングについて紹介する。ぜひ、ビジネスや趣味のお供として手にとってみて欲しい。
●スマートリングとは
スマートリングとは、スマートフォンと連携させて使う、指輪型のウェアラブルデバイスのことである。見た目はアクセサリーの指輪と変わらないが、リングの内側にセンサーが付いていて、そこから装着者の体温や心拍などを計測する。名前からもわかる通り、スマートウォッチの指輪版だと考えるとイメージしやすいだろう。
まずは、スマートリングの詳しい機能や活用シーンについてみていこう。
スマートリングでできること
スマートリングでできることは、以下のように多岐にわたる。
・スマートフォンの通知を受け取る
・通話や音声アシスタントの操作
・心拍数や体温、睡眠状態などの健康管理
・キャッシュレス決済
・NFCタグ
・パソコンや家電の遠隔操作
・自宅や車のスマートロック など
このような機能がスマートフォンを取り出すことなく使える点が、スマートリングの特徴。商品によって対応している機能は異なるため、購入時は希望する機能が搭載されているかどうかをしっかりと確認しておこう。
スマートリングの活用シーン
多種多様な機能が便利なスマートリングは、さまざまなシーンで活用できる。
ビジネスパーソンであれば、外回りで移動するときに手をかざすだけで電車やバス代が決済でき、スマートフォンを取り出さずに取引先との電話に応対できるようになる。
また、趣味のスポーツを楽しむ際は、わざわざ心拍数や走った距離などを計測するためにスマートフォンを持ち運ぶ必要がなくなる。指輪を装着するだけで記録が残せるため、スポーツの邪魔になりにくい点が魅力だろう。
また、日常の健康管理をしたい人にも最適だ。「時計にこだわりたいからスマートウォッチには抵抗がある」「ずっと時計をつけっぱなしにしたくない」という場合は、スマートリングの活用がおすすめだ。
●スマートリングのメリット・デメリット
スマートリングの最大のメリットは、邪魔になりにくい点である。スマートウォッチよりも小型なデバイスであるため、どのようなシーンでもストレスなく活用できる。まだまだ発展途上ではあるが、ほかの機器と謙遜のないレベルにまで仕上がってきている。
ただし、液晶操作ができるスマートウォッチなどと比べると、どうしても機能性は劣ってしまう。また、リングのサイズがやや大きく、海外製の製品が多い点もデメリットだろう。多機能で日本語対応のデバイスが欲しい場合は、スマートウォッチのほうが向いている。