「コーチ(Coach)」や「ケイト・スペード(Kate Spade)」を擁する米・タペストリーは2月10日、2022年第2四半期(2021年10〜12月期)決算を発表した。売上高が21億4120万ドル(2464億4248万円*、前年同期比27%増)、営業利益は4億6280万ドル(532億6619万円*、同18.8%増)、純利益が3億1790万ドル(365億8885万円*、同2.2%増)だった。また、売上高はパンデミック前の2020年同期と比較しても18%増加している。
ブランド別の売上高では、「コーチ」が15億2500万ドル(1755億2063万円*、前年同期比24%増)、「ケイト・スペード」が5億40万ドル(575億9378万円*、同33%)、「スチュアート・ワイツマン(Stuart Weitzman)」が1億1580万ドル(133億2805万円*、同37%増)だった。
特にデジタルチャネルでの売上高が大きな成長を見せ、前年比で約30%増加し、パンデミック前の前々年比では約3倍にまで拡大した。また、北米では各チャネルの合計で約300万人の新規顧客を獲得し、売上高が前年比で35%以上、前々年比で25%以上増加した。中国本土では前々年比35%以上の収益成長を記録した。
*1ドル=115円換算(2月17日時点)
文・西岡愛華/提供元・SEVENTIE TWO
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