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- スタミナ丼
- 味噌入り焼きお揚げ
- 冷麺風韓国うどん
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常温食材やフリーズドライ、山に行きたいと思ったら前日だってコンビニやスーパーで気軽に食材が買えるようになった現代。そんな便利なこだわりの食材を使った、みんなの山メシで次回のごはんは決まり!
時短で、節水で、がっつり満腹の最速男メシ
スタミナ丼
すべて途中のコンビニで調達! すべて道中のコンビニの材料で作れる、ハイカロリーかつ男らしい山メシの「スタ丼」。サイドディッシュはタレの残りのニンニク20粒と卵スープとバーボンウイスキー。自分たちの食器を使わずご飯のパックのままサーブすることで、食器を洗うための水やティッシュが節約できるし、時短にもなる。
こだわり食材
コンビ二の冷蔵パック
最近はあらゆる食材が揃い、ひとり暮らしの人のために調味料や野菜類も小分けにされ、登山にも使いやすい。水場の少ない山域や縦走登山の場合も、コンビニ系の食料のほうがいい場合も多い。
[ 材料 ]
豚ロース生姜焼き
ポテトサラダ
ニンニクしょうゆ漬け
カット野菜
レトルトごはん
卵スープ(フリーズドライ)
[ 作り方 ]
❶クッカーに半分だけ水を入れ、レトルトのごはん1 パックと生姜焼きを入れて湯煎。途中で上下をひっくり返しながら約5 分ほど温める。
❷フタをめくったご飯の上にカット野菜を盛り、その上に生姜焼きとポテトサラダを乗せる。
❸その上からニンニクしょうゆ漬けの汁をかけ、シェラカップの卵スープにお湯を注いで完成。
全天候型ライター・ホーボージュンさん
夜中に登山口までクルマを走らせ、車内で仮眠をとって早朝出発。仕事柄そんな弾丸登山に出かけることも多い。
インスタント味噌汁の味噌を使うのがミソ
味噌入り焼きお揚げ
おかずにも酒の肴にも このレシピを作り始めたのは8年ほど前からだそう。季節や場合によるが、ほかの食材といっしょにクーラーバッグに入れるか、常温で持ち運ぶ。とにかくすぐに作れるので、まずこれをつまみにチビチビ飲みながら、主食を作ることがほとんどだとか。以来、テント泊でよく作る定番メニューだという。
こだわり食材
油揚げ&味噌
油揚げは薄いタイプのほうがパリッと仕上がる。インスタント味噌汁の味噌は小分けになっているうえに出汁入りだ。お揚げに入れて余ったら、本来の使い方として味噌汁として食せるので無駄もない。
[ 材料 ]
油揚げ(薄いもの)
インスタント味噌汁の味噌
乾燥ネギ(なくても可)
[ 作り方 ]
❶油揚げの中心に慎重に切り込みを入れていく。おでんやみそ汁用などの、あらかじめ切り込みが入った油揚げもあるので好みで選択。
❷切り込みを入れた油揚げに、インスタント味噌汁の味噌をスプーンなどで入れていく。
❸フライパンでじっくり弱火で焼き上げる。油は引かなくてOK。表面がこんがりしたらネギをのせ、完成。
ライター・山畑理絵さん
小さなログハウスをハーフビルドしアウトドアギアに囲まれながら鋭意活動中。山で食べるご飯、山で飲むお酒が大好き。
温と冷どちらでも楽しめる
冷麺風韓国うどん
コンビニ食材をベースにアレンジは自由に
流水麺を使うことで節水や茹で時間の短縮、季節によって温冷両方を楽しめる。肉を焼いてのせることで、ボリュームも満足感もアップし、肉を焼く、ジュージューという音に食欲がグンと増す。フライパンがない場合は厚切りベーコンを湯煎してもOK。コンビニで手に入る温たまをトッピングすれば見た目も豪華に。
こだわり食材
流水麺うどん&キムチ
流水麺を使う最大の理由は、茹でるための水を必要としないこと。キムチの酸味と辛さに、頭がシャキッとする。「辛くて食べられない」という子どもがいるときには、キムチは酒の肴へ……。
[ 材料 ]
流水麺うどん
キムチ
キュウリ
肉(豚や牛、厚切りベーコンなど)
顆粒のうどん出汁
温泉たまご
油 適量
[ 作り方 ]
❶お湯を沸かし顆粒出汁、キムチ(半量)を加えスープを作る。
❷フライパンに油をひき、肉を焼く。
❸麺をさっとスープに入れ、ほぐれて温まったら、肉、細切りにしたキュウリ、残ったキムチ、お好みで温泉たまごをトッピングして完成。
ヨシキスポーツ・吉野時男さん
山好きなだけでなく、料理も大好き。若いころの厨房経験から「山のレシピは現場合わせで考える」がモットー。
沖縄県最高峰、石垣島於茂登岳頂上で作りたい
ラフテーじゅうしぃ
山でも作れる沖縄の名物ご飯
沖縄名物のひとつ「じゅうしぃ」は、ラードでコクを出すのが特徴の炊き込みご飯だ。いまはラフテー(豚の角煮)も常温保存可能な小分けのレトルトパックが出ており、それを使えばいっしょに煮こごり状態になったラードも入っている。そして、石垣島に行った際は、これも名物の石垣島ラー油をひと振りしたい。
こだわり食材
リゾッタ&ピパーチ
モンベルのリゾッタはフリーズドライなので3分で戻すことができ、すぐに熱々ご飯が食べられる。ピパーチは沖縄では「思春期の男子禁制」ともいわれる、セクシーな香りが特徴の禁断のスパイス。
[ 材料 ]
モンベルの五目リゾッタ
レトルトパックのラフテー
ピパーチ
石垣島ラー油
[ 作り方 ]
❶ラフテーを細かく刻む。いっしょに入っている煮こごり状のラードは捨てずにとっておく。
❷リゾッタの袋に刻んだラフテーとラードを入れて、ピパーチを小さじ半分ほど振りかける。このピパーチの甘く松茸にも似た香りがポイント。定量までお湯を入れて待つ。
❸お好みで石垣島ラー油を少しだけ振って完成。
アウトドアライター・鈴木アキラさん
青森生まれの沖縄フリーク。オバアに料理を習うのが大好き。低山には必ず「カンカラ三線」を持って行くが、歌はヘタ。
CREDIT : 文◎鈴木アキラ Text by Akira Suzuki
写真◎熊原美恵 photo by Yoshie Kumahara
PEAKS 編集部
装備を揃え、知識を貪り、実体験し、自分を高める。山にハマる若者や、熟年層に注目のギアやウエアも取り上げ、山との出会いによろこびを感じてもらうためのメディア。
提供元・FUNQ/PEAKS
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