先月27日、アメリカ・ユタ州の砂漠から姿を消したばかりの「モノリス」が、今度はルーマニアに出現しました。
ユタ州で確認されたモノリスとは別物と見られますが、消えた直後のこともあり、多くの注目を集めています。
目次
ルーマニアに出現した新モノリス!
誰が何のために設置した?
ルーマニアに出現した新モノリス!
新たなモノリスは、先週木曜(26日)、ルーマニア北部の都市ピアトラ・ネアムツにあるブトカ・ドアムネイ丘で発見されました。
モノリスは、3枚の金属板からなる三角柱をしており、高さは約3.9メートルあります。
ユタ州のモノリスと形状や高さ(約3.6メートル)ともにそっくりですが、別物のようです。
発見された場所のすぐ側には、考古学的に有名な「ペトロダバ・ダキア要塞」という遺跡があります。
これはBC82〜AD106年の間に古代ダキア人によって建てられた建造物です。
ルーマニア当局のロッサナ・ジョサヌ氏は「この場所は私有地になっていますが、誰がモノリスを設置したのかはわかっていません。しかし、遺跡の保護区にも指定されており、何らかの構造物を設置する場合は当局の許可を得なければならない」と話しています。
誰が何のために設置した?
それにしても、誰が何のために設置したのでしょう。
アメリカ・ユタ州のモノリスが見つかったのは先月18日のことですが、その後のグーグルアースによる調査で、4〜5年前にはすでに存在したことが明らかになっています。
そして、消失が発覚したのは27日。
18日以降にこのニュースを知った人物が急いで同じものをつくり、消えたタイミングを見計らって設置したのでしょうか。
しかし、調査員の話では「モノリスは非常に重く、設置にも高度な技術を必要とし、素人には困難な作業」と報告されています。
あるいは、ユタ州とルーマニアの件は同一グループの手によるものか。あるいは、地球外から新たなモノリスが送り込まれたのか、謎は深まるばかり。
今後のモノリスの動向に注目が集まります。
参考文献
futurism
dailymail
提供元・ナゾロジー
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