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庶務業務に必要なスキルとは?
庶務の仕事に向いてる人の特徴
庶務業務に必要なスキルとは?

庶務の業務内容、そして、仕事が多岐に渡ることも分かったきたと思います。業務内容が多いということはそれに伴うスキルも持ち合わせなくてはなりません。庶務の業務をするうえで特に必要なスキルをピックアップして解説していきたいと思います。
スキル①ビジネスマナー

社会人になって挨拶は重要なビジネスマナーだと改めて気が付くと思います。お辞儀一つにしても、角度などで、意味合いも違ってきます。
そして言葉のマナーもとても大切です。尊敬語、謙譲語、丁寧語など、相手側へ向けてなのか自分側に向けてなのかで使い分けなくてはなりません。
自信がなく曖昧な言葉遣いではどんなに立ち振る舞いが良くても印象は悪くなります。印象の悪さは対応した社員だけではなく、教育できていない会社の印象も悪くする可能性があるということを忘れないで下さい。
相手がどうしたら喜んでくれるか、気持ちよく対応してくれるか、相手を思いやり円滑に仕事が進むように行動することで、コニュニケーションがとれ良好な関係が築けます。
スキル②臨機応変な対応力

庶務の業務は多岐にわたる為、多数の社員から業務を頼まれることもあります。仕事だから、頼まれたからとあれもこれもとやみくもに仕事を進めるのではなく、優先順位、効率の良い順序を組み立て仕事をこなす能力が求められます。
今日必要なのか、明日でいいのか、今週中なのか、何時までなのか?務を頼まれた時にこちらから提出期限を確認しておくと、意思疎通が出来て気持ち良く仕事ができますし、急に頼まれた仕事にも臨機応変に対応ができます。
スキル③パソコン操作

今やパソコンスキルは必須という企業も少なくありません。その中でもエクセルとワードは外せません。エクセルを使ってのデータ入力やデータを分析しグラフを作成したり、ワードを使って書類作成を頼まれたりもします。
ワードのメインは文章作成なので、タイピングスキルは重要です。ブラインドタッチを覚えることで、処理スピードは大幅にアップします。これに加えPowerPointなど身についていれば業務の幅が広がり仕事のやりがいにも繋がります。
スキル④簿記

庶務として簿記の基礎知識があるといいかもしれません。貸借対照表、損益計算書などの財務諸表作成を業務として任される可能性もあります。基礎知識があるかないかでは仕事の流れを止めてしまう事にも繋がるので、勉強も必要です。
庶務の仕事に向いてる人の特徴

庶務の仕事は、電話対応、来客対応、書類作成、備品管理など庶務の仕事は多岐に渡ります。それは自身の為というわけではなく、いかに社員が働きやすい環境にするかということです。
狭い範囲を見るのではなく、広い範囲で見ることを心がけ、この人は何を求めているのか、自分はいま何をすべきかを瞬時に理解し、行動に移す能力が必要です。
その気遣いに対して感謝や評価はないかもしれませんが、社員がスムーズに仕事ができ、会社の業績があがるかもしれません。それにより職場のチームワークがより良くなり結果働きやすさにも繋がります。
世話好きで、機転が利き、臨機応変に対応できる人。マネージャーや世話女房と言ったところでしょうか。ここで勘違いして欲しくないのは何でも引き受ける「何でも屋」ではないという事です。
今やるべきことを分かっていて、スケジュール管理もしっかりできている。周りに流されることなく冷静に対処、対応できる自分をしっかりと持っている人が必要とされます。