お気に入りのドリンクを入れて手軽にいつでもどこでもリラック時間を楽しめるタンブラーですが、一口にタンブラーと言っても、デザインや素材、用途や保温性などには違いがあります。ここでは、おしゃれで人気のタンブラーを厳選してご紹介します。それぞれの機能や特徴を押さえて、ぜひお気に入りのタンブラーを見つけてください!
タンブラーと水筒の違い

オフィスやカフェなどで見かける機会が多くなったタンブラーですが、タンブラーとはどのような商品でしょうか。また、水筒とは何が違うのでしょうか?
タンブラーとは、元々はガラス製のグラスのことでしたが、日本では現在では口の広い、グラスよりも大型の飲料用容器として「タンブラー」と呼ばれることが多くなっています。
タンブラーは構造がシンプルで洗浄がしやすくデザインもスタイリッシュなものが増えています。また、蓋付きのものなら中身が普通のコップよりもこぼれにくくなっています。しかし簡易的な蓋なので、水筒のようにきっちりと密閉できるわけではなく保温性も高くありません。
それに対して、水筒は気密性が高く、長時間持ち歩いても温かさや冷たさをキープしてくれる特徴があります。
しかし気軽に使えるタンブラーは、会社にグラス代わりに持参する方も多くなり、パソコン作業を行う方や自宅でおしゃれに飲料を楽しむのに最適です。
ここでは、そんなタンブラーのおすすめ製品を厳選してたっぷりとお届けしていきます。豊富なデザインと素材の中から、自分にぴったりのマグカップがきっと見つかるでしょう。
タンブラーの選び方

タンブラーといっても、素材をはじめ様々な種類があります。では、タンブラーはどのように選べば良いのでしょうか。実際の製品をご紹介する前に、タンブラーを上手に選ぶための4つのポイントを確認しておきましょう。
選び方①素材

タンブラーには種類が色々とあり、様々な素材のタンブラーがあります。それぞれの素材によって特徴が異なるので、まずは素材の違いを学んで、用途に適した商品を選ぶようにしましょう。
【保温性の高いステンレス製】

ステンレス製のタンブラーはとにかく丈夫で、長期間に渡って使い続けることができます。そのうえ手入れも簡単な為、オフィスでの使用に最適です。
ステンレスは金属の中でも熱伝導率が低く、保温性が高いという特徴があり、熱い飲み物は熱いまま、冷たい飲み物は冷たいままの状態を維持することができます。
また、ステンレスはその加工のしやすさからデザインも幅広く、多彩なバリエーションの中から好みのものを選びやすいのも人気の理由です。だからと言って高価なものではなく、比較的リーズナブルな価格で購入することができます。
特に、夏場は冷たく冷やした飲み物でもある程度の時間冷たいままをキープしてくれるので、ビール好きの方にも人気のタンブラーです。
【軽くて持ち運びに便利なプラスチック製】

プラスチック素材を用いたタンブラーは、加工しやすくデザイン製に富んでいます。また、持ち運びする機会の多い方にとっても、割れにくく、変形しにくく、軽量なのが人気の理由となっています。
とはいえ、保温性に関しては他の素材と比べて劣るのが難点です。時間の経過とともに飲み物の温度が変化してしまうので、保温・保冷にこだわる方向きではないと言えます。
また、プラスチック製のタンブラーは密閉製には優れていません。蓋がついていたとしても、横に倒したり逆さ向けたりすると中身が漏れる可能性が高いです。
そのため、オフィス内や家の中でしっかりと手に持って持ち運びができるような環境での使用におすすめの素材と言えます。
【保温力に優れた金属製】

金属製とは、錫や銅、チタンといった種類の金属を用いたタンブラーです。ご想像の通り金属製の製品は熱伝導率が低いため、保温・保冷効果に優れています。
例えば、錫を使った製品は加工時に表面が凸凹とした形状になりますが、このおかげでビールを注いだ時にきめ細かい泡ができ、美味しくいただくことができます。
錫は高価な原料ですので、大切な方への贈り物に錫のタンブラーを選ぶ方も多いです。デザインはシンプルながら高級感のある仕上がりで、ちょっとした贅沢な気分にさせてくれるでしょう。

また、チタンという種類の金属はデザイン製に優れている上、長時間飲み物の温度をキープできるのが強みです。ただし、錫と同じように値段は高価なものが多くなります。
金属製のタンブラーには、他にもアルミ製、銅性、シルバー製、ゴールド素材などがあります。金属製のタンブラーは特にお酒を趣味とする方におすすめの素材です。
選び方②容量

タンブラーと一口に言っても、様々なサイズのものがあります。タンブラーを選ぶ時には、使い道やどこで使用することが多いかを思い浮かべ、用途にふさわしい容量の商品かどうか確認するようにしましょう。
サイズが色々あるとはいえ、どのブランドの商品も大体用意しているサイズは350ml、470mlなど、規格があります。小さいサイズですと、150ml〜240ml程度のタンブラーも販売されています。
普段どれくらいの量を飲んでいるか、持ち運びの際にバッグに入れるには大きすぎないか、など自分の使い方にぴったりのサイズを選ぶようにしてください。
選び方③保温力の高い真空断熱構造

保温力を一番重視する機能派のあなたには、真空断熱構造のものを断然お勧めします。真空断熱構造のタンブラーは外面と内面が二重構造になっていて外気へ熱が伝わりにくいため、いれたての温度を長時間保つことができます。
とはいえ、一口に真空断熱構造といってもメーカーによって素材や形状、技術に違いがあり、真空断熱構造=同じ保冷・保温力というわけではありません。
それぞれのメーカーによって特徴が違いますので、購入前には口コミや製品情報をチェックして、納得のいく商品を選ぶようにしましょう。
選び方④密閉性

タンブラーといえば、オフィス内でのちょっとした移動の際の持ち運びや、デスク周りで使うことが多いアイテムになります。
そのため、少々の振動でも中身がこぼれないことは大切な条件と言えるでしょう。特にパソコンで作業中にちょっと手が当たってパソコンや書類がコーヒーまみれに、なんて惨事は避けたいものです。
蓋付きタンブラーを選ぶときは、こぼれにくさや蓋と本体の密閉度なども気にしてチェックするようにしてください。