資産形成の必要性を政府が掲げていますが、ご自分の老後の資金について、足りるのか足りないのか、試算したことはありますか? 生涯にかかる金額を把握したうえで、必要と感じたら具体的に資産形成を始められるよう、8つの記事をご紹介します。

目次
老後資金2,000万円の根拠って?
自分自身の年金受取額、ネットで確認できます
 ・未来の自分に還元される「年金」の額を知ろう
 ・年金は額面通りにもらえないこと、ご存知ですか?

老後資金2,000万円の根拠って?

貯蓄から投資の時代へ! 年収を増やしても安心できない理由と対応策
(画像=『RENOSYマガジン』より引用)

「老後2,000万円問題」は2019年から話題となりました。その根拠は、毎月の収入と支出のデータ上での試算結果です。ただ、一人ひとりに必要な老後資金は、その人がどんな暮らしをしたいのかによって変わり、試算通りというわけではありません。2,000万円という数字がどんな根拠で出てきたのか、各種公開データを見て、自分の生活費と比べてみましょう。

自分自身の年金受取額、ネットで確認できます

未来の自分に還元される「年金」の額を知ろう

貯蓄から投資の時代へ! 年収を増やしても安心できない理由と対応策
(画像=『RENOSYマガジン』より引用)

国民年金は、20歳から40年間払い続けます。「ねんきんネット」にアクセスして、将来受け取れる年金を試算してみましょう。注意すべきなのは、表示される金額がそのまま使える金額とはならないこと。所得税などの税金が課税されます。

年金は額面通りにもらえないこと、ご存知ですか?

貯蓄から投資の時代へ! 年収を増やしても安心できない理由と対応策
(画像=『RENOSYマガジン』より引用)

毎月の給料から、厚生年金をはじめとする社会保険料がマイナスされることはご存知ですか? 年金生活になっても、引き続き医療保険など社会保険料が引かれることを把握しておきましょう。