社会貢献か、1,000円相当のクーポンか。どちらにせよ想定外の人気に

伊藤忠商事の発表によれば、中止の理由は「店頭にお持ち頂いた端末の台数が当初の想定よりもはるかに多かった」こと。回収を実施していた全店舗で受付を停止することとなった。持ち込むユーザーのメリットは、社会貢献という側面を除けば、ファミリーマートで利用できる1,000円相当のクーポン。どちらの理由で持ち込んだかは不明だが、とにかく想定以上の台数が集まったということは、それだけ自宅に眠っている携帯電話の扱いに困っている人が多かったということだろう。
どれだけの台数が持ち込まれたのかは不明だが、「2.7億台ある」と試算されていたトレジャー端末の一端を崩す取組みの初動としては“合格”と言える反応が見られたと言ってよさそうだ。開始直後には「スマホ買取業者に売却したほうがお得」だと見る意見が強かったが、世の中的には「お得より便利」のほうを選び近所のファミマに持ち込むユーザーが多かったという結果となった。
この取組みで回収されたスマホは伊藤忠グループの株式会社Belongの保有するセンターでデータ消去・検品されたのち、中古スマホとしてのリユースや使用素材のリサイクルに回される。近年需要が増している中古スマホ市場が、この取組みでさらに活気づくことになりそうだ。
●家庭で使用されていない携帯電話端末(トレジャー端末)の回収事業の実証開始について【伊藤忠商事株式会社】
※サムネイル画像は(「写真AC」より引用)
文・オトナライフ編集部/提供元・オトナライフ
【関連記事】
・ドコモの「ahamo」がユーザー総取り! プラン乗り換え意向調査で見えた驚愕の真実
・【Amazon】注文した商品が届かないときの対処法を解説!
・COSTCO(コストコ)の会員はどれが一番お得? 種類によっては損する可能性も
・コンビニで自動車税のキャッシュレス払い(クレカ・QRコード決済)はどの方法が一番お得?
・PayPay(ペイペイ)に微妙に余っている残高を使い切るにはどうすればいいの!?