横浜FMオントンコーチ「両親を除いて最初に…」ポステコグルー元監督の“生き様”語る
(画像=アンジェ・ポステコグルー 写真:Getty Images、『Football Tribe Japan』より 引用)

 明治安田生命J1リーグの横浜F・マリノスでヘッドコーチを務めるショーン・オントン氏が、現在セルティックを率いるアンジェ・ポステコグルーの人柄について語った。18日、オーストラリアメディア『KEEP UP』が伝えている。

 現在34歳のオントン氏は2011年に現役を退くと、インド国内の複数クラブでコーチを務める。そして2020年に当時ポステコグルー監督率いる横浜F・マリノスのアシスタントコーチに就任。昨年6月のポステコグルー監督退任以降もチームに残ると、今年からはヘッドコーチという立場でシーズンを戦うことになっている。

 そんなオントン氏は『KEEP UP』のインタビューに対応。横浜F・マリノスのコーチングスタッフ就任当初の思い出を聞かれると「アンジェは素晴らしい人間だよ。僕に扉を開けてくれたんだ。彼がここ(横浜F・マリノス)でやっていること、彼と(元アシスタントコーチの)ピーター・クラモフスキーが作り上げたプログラムをシーズンオフに見れたのは、僕にとって信じられないような出来事だったね」

 「そのことがきっかけでマリノスで仕事を始めたんだけど、アンジェとは年度別のオーストラリア代表で指導を受けていた関係でもあるんだ。ひとりの選手だった僕を助けてくれたし、コーチとしての扉も開いてくれた。(アンジェとの関係には)ちょっとした歴史があるのさ」とコメント。現役時代の2006年にU20オーストラリア代表チームでポステコグルー監督とともに過ごしていたことにも触れている。

 また、ポステコグルー監督のもとで仕事については「信じられないような経験をさせてもらったよ。彼のもとでプレーした時と経験とよく似ているね。おそらく両親をのぞけば、どんなことでも成し遂げられると僕が信じるようにしてくれた最初の人物だよ。キャンベラのような小さな町から来た僕としては、時々大きなことを考えるのが難しいと感じる。(環境を変えないと)居心地が良いのさ」

 「(アンジェとの仕事は)確かに難しいことが多かったけど、彼には一緒に仕事をする人たちを信頼するという素晴らしい能力があるのさ。もちろん我々は自分のために頑張りたいんだけど、アンジェのために頑張りたいと思っているんだ」と指揮官と強い絆で結ばれていることを強調している。

提供元・Football Tribe Japan

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