実際に撮影した画像を並べて比較してみた!

カメラのスペック上の数値だけを比較してみると、F値で勝る「iPhone 13 Pro Max」のほうが明るく美しい写真が撮影できそうだ。

だが、どちらのスマホも撮影後にデジタル処理を行うので、仕上がった写真にどんな差があるのかは分からない。

そこで今回は、「花」「空」「電飾」「夜景」というシチュエーションで実際に撮影し、それぞれ画像を比較してみたいと思う。

ちなみに、今回はすべて「カメラアプリを起動してシャッターボタンを押すだけ」という条件で撮影した。

これは、ほとんどの人が撮影時にフルオートで撮影し、細かい調整をする人は少ないことを考慮したものだ。

【花】

「iPhone 13 Pro Max」と「Google Pixel 6 Pro」のカメラ性能を比較、結局どっちが美しい!?
(画像=iPhone 13 Pro Maxは、見た目より暖色系で鮮やかな写真になっている。これに対しGoogle Pixel 6 Proはやや暗めだが人の見た目に近い色味で深みもある。全体的にGoogle Pixel 6 ProのほうがiPhone 13 Pro Maxよりも再現性が高い印象だ、『オトナライフ』より 引用)

【空】

「iPhone 13 Pro Max」と「Google Pixel 6 Pro」のカメラ性能を比較、結局どっちが美しい!?
(画像=青空の鮮やかさや解像度は両者にあまり違いがないが、ビルはiPhone 13 Pro Maxのほうが明るくハッキリと写っている。Google Pixel 6 Proのほうは人の見た目に近く色に深みがある、『オトナライフ』より 引用)

【電飾】

「iPhone 13 Pro Max」と「Google Pixel 6 Pro」のカメラ性能を比較、結局どっちが美しい!?
(画像=電飾に関しては、iPhone 13 Pro Maxのほうは補正が効きすぎて色が滲んでおり、かなり人工的な印象。Google Pixel 6 Proも補正はされているが、自然な発色だ。また、Google Pixel 6 Proは石の模様がハッキリ確認できるのに対し、iPhone 13 Pro Maxのほうは潰れてしまっている、『オトナライフ』より 引用)

【夜景】

「iPhone 13 Pro Max」と「Google Pixel 6 Pro」のカメラ性能を比較、結局どっちが美しい!?
(画像=雪が降りしきる東京の裏路地で撮影したところ、iPhone 13 Pro Maxは電信柱が黒つぶれしているが、Google Pixel 6 Proのほうは細部までハッキリと再現できている。また、壁の色もGoogle Pixel 6 Proに比べてiPhoneのほうは影が濃く、細部は黒くつぶれてしまっている、『オトナライフ』より 引用)

まとめ

いかがだっただろうか? どちらのカメラも、フルオートで撮影しても十分に美しい写真を撮影できた。気になる風景などを、サッと撮影するならどちらも満足できる仕上がりだろう。

実際に撮影した写真を比較してみると、見た目より明るく、やや人工的に色鮮やかに補正する「Google Pixel 6 Pro」と、見た目に近く違和感を感じさせない程度の補正をかけている「iPhone 13 Pro MAX」といった印象だ。

撮った写真をそのままSNSなどにアップするならiPhone 13 Pro MAXがおすすめだが、あとから加工する素材としてはGoogle Pixel 6 Proのほうが優れていると感じた。

これまで、カメラと言えばiPhone一択という印象だったが、この結果を見れば「Androidだって決して負けてない!」という印象を持った人も多いのではないだろうか?

ちなみに、Google Pixel 6 Pro(128GB)は公式サイト価格11万6,600円、iPhone 13 Pro Max(128GB)は、公式サイト価格13万4,800円なので、価格差を考えるとGoogle Pixel 6 Proのコスパの良さが光る結果となった。

文・すずきあきら/編集・ライター/提供元・オトナライフ

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