目次

  1. 映画級のスクリーンを“持ち運べる”
  2. スマホをミラーリングできるアクセサリも

拡張現実(AR)技術開発のNreal(エンリアル)は、KDDIおよびNTTドコモにて、ARメガネの新製品「Nreal Air」を発売することを発表。2月14日(月)より予約受付を開始しました。

希望小売価格は4万9800円(税込)。ドコモやKDDIの一部店舗(順次拡大予定)にて、同製品を体験することができます。

映画級のスクリーンを“持ち運べる”

手のひらに収まる巨大スクリーン! 未来のARグラス「Nreal Air」がついに日本発売
(画像=『TECHABLE』より 引用)

Nreal Airはサングラスの形状を模したARデバイスです。本体約79gと軽量で、折りたためばポケットにすっぽり収まるサイズになります。

60Hzリフレッシュレート、単眼で1080p相当の解像度を備える「HD Micro-OLEDスクリーン」は非常に高精細で、ARグラス越しに最大201インチの巨大スクリーンで映像を楽しむことができます。

独自開発のアプリ「Nebula」により、複数の仮想画面を同時に立ち上げることも可能。3DoF(自由度)のヘッドトラッキングシステムが、コンテンツへの没入感を高めてくれます。なお、同アプリは一部のAndroidスマホを対象としており、iOS端末は非対応です。

スマホをミラーリングできるアクセサリも

手のひらに収まる巨大スクリーン! 未来のARグラス「Nreal Air」がついに日本発売
(画像=『TECHABLE』より 引用)

単純にメガネとしてのデザイン性も高いNreal Airですが、最大40°まで動くヒンジや傾斜角を3段階に調整できるテンプルなど、頭部形状に応じて柔軟に変化する仕様になっています。

ブルーライトに関しては「テュフラインランド(TÜV Rheinland)」から「低ブルーライト・フリッカーフリー」の認証を取得。長時間使用しても視覚疲労しにくいのが特徴です。

Nrealは、Nreal Airの日本発売に合わせて、スマートフォンのコンテンツや画像をWi-Fi経由でARメガネに投影できる「Nreal Streaming Box」をアクセサリとして販売します。希望小売価格は9900円(税込)です。

(文・九条ハル)

提供元・TECHABLE

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