“SEIKO(セイコー)”のダイバーズウオッチは、1965年に国産初のダイバーズウオッチとして誕生以来、独自のテクノロジーを搭載した商品を次々と世に送り出し、“南極地域観測隊”の装備品として4回にわたって寄贈されるなど、地球のあらゆる過酷な環境下で多くの冒険家、探検家に使用され高い評価を獲得している。

1968年には、裏ブタのないワンピース構造のケースに、当時としては世界最高水準の10振動ハイビートムーヴメントを搭載しつつ300mの防水性能を確保し、精度と実用性を高い次元で共存させたモデルを発表。
1970年に発表した4時位置のリューズガードが特徴的なモデルは、冒険家の植村直己が1974年~76年にかけて行った北極圏1万2000km犬ぞりの旅に携行。過酷な環境における高い信頼性、安全性が実証された。
この度“SEIKO PROSPEX(セイコー プロスペックス)”に、これらのマイルストーンに現代的なデザインアレンジを施した最新モデルが新投入。
新作のテーマは“ナイトダイビング”。夜の海の暗闇と静寂を表現するブラックのケースに、海中を照らすライトの光から着想を得たオレンジを差し色に使用し、夜の海を舞台に繰り広げられるドラマチックでミステリアスなナイトダイビングの世界観をコレクションをとおして演出している。
SEIKO PROSPEX(セイコー プロスペックス)
“The Black Series” 1970 メカニカルダイバーズ 現代デザイン 限定モデル

“1970 メカニカルダイバーズ”をベースとした本作は、オリジナルの印象的なフォルムを踏襲しつつ機能的に大きなアップデートを追加。
風防には内面無反射コーティングを施したカーブサファイアガラスを採用し、防水性能も200mの空気潜水用防水へと進化した。
さらにその佇まいも変化し、側面をポリッシュで縁取ったケースに5列のメタルブレスレットを組み合わせ、モダンでシャープな印象に生まれ変わっている。
ナイトダイビング中、薄明かりのなかに広がる海底の情景を想起させる、砂目の波紋をイメージした繊細なパターン文字盤も印象的だ。
“The Black Series”初の採用となるメタルブレスレットに加え、同じくブラックの強化シリコン製ベルトが付属。幅広い使用シーンに対応してくれる。
ムーヴメントに採用されたキャリバー8L35は、雫石高級時計工房において製造されるダイバーズウオッチ専用のムーヴメントで、耐久性などの性能が大幅に向上した。
“The Black Series” 1965 / 1968 /1970 メカニカルダイバーズ 現代デザイン 限定モデル

さらに1965年、1968年、1970年の三つのセイコーダイバーズのマイルストーンのデザインの特徴を活かしながら、70時間のロングパワーリザーブを有するキャリバー6R35を搭載した3モデルも同時展開。
ベルトには製紐(せいちゅう)と呼ばれる日本の伝統技法で編み込まれたファブリックベルトを、“The Black Series”で初めて採用した。
高い耐久性を有するだけでなく肌当たりの良い快適な装着性と上品な仕上がりで、審美性も兼ね備える。
またこちらもRef.SBDX051と同様、ブラックの強化シリコン製ベルトが付属。使用シーンがさらに広がる。
【問い合わせ先】
セイコーウオッチお客様相談室
TEL.0120-061-012
提供元・Watch LIFE NEWS
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