WEリーグ再開のトレンド入りが物議!岩渕真奈ら選手の一斉告知に「リーグから指示が…」
(画像=WEリーグ 写真:Getty Images、『Football Tribe Japan』より 引用)

 Yogibo WEリーグ(日本女子プロサッカーリーグ)の2021/22シーズンは、昨年12月からおよそ2カ月半の中断期間をへて3月5日に再開される。その中、ツイッターでは一時「WEリーグ」がトレンド入りしていたものの、リーグ戦再開の宣伝方法を巡って疑問の声が上がっているようだ。

 なでしこジャパン(女子日本代表)が2011年にFIFA女子ワールドカップ・ドイツ大会で優勝したことをきっかけに、日本では女子サッカーに対する関心が高まっていた。ただ、なでしこジャパンが昨年の東京五輪女子サッカー競技でベスト8止まりという結果に終わったことにより、DF近賀ゆかり(37)やMF川澄奈穂美(36)など一部のドイツ大会優勝メンバーが女子サッカーに対する人気の低下を危惧していた。

 女子サッカーの未来について周囲で議論が交わされる中、アマチュアのトップリーグであるなでしこリーグとは別に、女子プロサッカー選手が主体となるリーグとしてWEリーグが発足。1年目の2021/22シーズンはINAC神戸レオネッサや三菱重工浦和レッズレディースなど11クラブ参加のもと昨年9月に開幕。冬季の中断期間をへて、来月5日にリーグ戦再開を控えている。

 その中、WEリーグの公式ツイッターアカウントは今月15日に45秒間のPR動画をアップするとともに、リーグ戦再開を告知。WEリーグでプレーする選手たちにくわえて、アーセナルに所属するFW岩渕真奈(28)やウェストハム・ユナイテッドのMF長谷川唯(25)など海外クラブ所属選手もリーグ戦再開に関する告知を一斉に行ったこともあり、「WEリーグ」がトレンド入りしていた。

 しかし、このWEリーグ再開のツイートに対しては一部のファンから「スパム的な感じになっている…」、「正直うんざり」、「再開ツイートだけど、サポーターよりも選手や関係者ばっかり」、「リーグから指示があったのでは」という批判的な声が上がっている。

 なでしこジャパンの躍進や東京五輪開催により女子サッカーの認知度が向上していることは確かだが、WEリーグに対する関心の向上に依然として多くの課題を抱えているようだ。

提供元・Football Tribe Japan

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