時・分表示を“目”、ムーンフェイズ表示を“舌”に見立てて時間の経過とともに表情を変える“ジョーカー”など、独創的なウオッチメイキングで人気を博すロシアブランドのコンスタンチン・チャイキン。

その最新作として発表されたのが、18世紀後半から19世紀にかけてイギリスで活躍した俳優ジョセフ・グリマルディが演じたクラウン(道化)を題材にした“グリマルディ・ザ・クラウン”だ。
グリマルディは、彼が演じた道化役が当時イギリスで大きな人気を博したことで、その地位を高めた重要人物で、道化界のレジェンド的な存在だ。白塗りした顔や真っ赤な唇など、今日の道化役で見られる一般的メイクは、彼が道化役を演じる際に施したものが原型だともいわれる。


新作グリマルディ・ザ・クラウンは、豊かな感情や素早い反応で魅了する演技などで、一介の道化を物語の重要人物に仕立て上げたグリマルディへの尊敬を形にしたもので、その独創的なメイクに倣った文字盤デザインを採用。ジョーカーをはじめとしたコンスタンチン・チャイキンのリストモンシリーズに、赤い頬がどことなく愛嬌を感じさせる魅力的なバリエーションが加わることになる。

現在、このリストモンシリーズは製造数が限られているうえに海外でも非常に人気が高く、入手困難な状況が続いている。入荷予定は2022年10月とまだ先になるが、気になる人はいまのうちから目をつけておくといいだろう。
【問い合わせ】アンドロス TEL 03-6450-7068
文◎堀内大輔(編集部)
提供元・Watch LIFE NEWS
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