インナーサークル資産設計実践会メンバーと一緒に、横浜の不動産投資物件の視察に出かけました。
売り出し中のワンルームマンションと、イノベーションをした未入居のワンルームマンション物件の内覧をして、その後は横浜中華街に出かけ、四川料理を堪能しました(写真)。横浜中華街で最も本格的な四川料理のお店ということで、当日だけではなく翌日の朝まで楽しめました(笑)。
コロナ禍の影響で、東京23区からの人口流出が報道されています。と言っても、東京を脱出した多くの人たちは、日本全国に転居するわけではありません。大半は神奈川、千葉、埼玉といった首都圏の近郊エリアに動いています。
そのような首都圏エリアの中で、最も魅力的なのは神奈川の横浜といえます。単なるベッドタウンではなく、横浜自体に企業が集まり、雇用機会を生みだしているからです。
例えば、横浜には、みなとみらいをはじめとする大規模な商業オフィスエリアがあります。
日産やいすゞといった自動車メーカーだけではなく、クックパッドのような新しい企業も進出してきています。
本社機能を横浜にする会社もあれば、東京の企業がサテライトオフィス的な役割で、オフィスを設置する場合もあります。
これは、千葉や埼玉にはない神奈川県の横浜だけの魅力といえます。
また、港町として発展してきた横浜には、赤レンガ倉庫や横浜中華街などの歴史的な観光資源も残っています。最近では都市型ロープウェイも開業しました。街自体にエンターテインメントインフラが存在しているのです。
このような街としての魅力にも関わらず、横浜の不動産価格は東京よりも手頃です。ワンルームマンションであれば、2割から3割程度割安といえます。また、東京よりも投資家間の競争が激しくなく、利便性に優れた物件が手に入りやすいのもメリットです。
ただし、東京と比べると不動産投資に適したエリアが限定される問題があります。投資エリアを間違えると、思ったような投資成果を上げることができないのです。
東京23区の不動産価格が高止まりする中、横浜だけではなく、大阪や福岡の不動産も相対的な魅力が高まっています。
マーケット環境の変化を捉えながら、最適な投資対象の選択をこれからも続け、個人投資家に情報提供していくつもりです。
編集部より:このブログは「内藤忍の公式ブログ」2022年2月7日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。
文・内藤 忍/提供元・アゴラ 言論プラットフォーム
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