皆さんはプルースト効果という言葉を知っていますか?
これはある特定の香りが、特定の記憶を呼び起こす現象です。街中などで不意に嗅いだ香水などの香りから、特定の人物や出来事を思い出すことはどなたにも経験があることと思います。
おしゃれの一環としてはもちろん、自分という存在を相手に強烈に印象付けるお手伝いもできる香水。そこで今回は、ビジネスシーンにぴったりの香水や、あなたの魅力を最大限に引き出す香水などを厳選してご紹介いたします。
目次
ビジネスシーンで使用するメンズ香水の選び方・3つのポイント
ビジネスシーンで気をつけたいメンズ香水のつけ方
ビジネスシーンで使用するメンズ香水の選び方・3つのポイント
ポイント1:年齢別での香水の選び方(20代・30代・40代)
プライベートで使用したい香水よりも、ビジネスシーンで使用したい香水を選ぶ方が難しいと思いませんか?相手からの評価が仕事に直結することもあるビジネスシーンでは、過度の遊び心は控えたいところです。そんな中でも、自分らしさをさりげなく表現できる香りが良いですね。
まずは年齢で変わってくるベストな香水の選び方をご紹介させていただきます。香水を選ぶ時の参考にしてみてください。
▼20代ビジネスパーソンの香水の選び方
20代、若さや初々しさが光る年代のあなたには、万人受けする正統派の香りがお勧めです。勢いで、遊び心いっぱいの個性的な香りを選びたくなる方が多いのが20代の特徴でもありますが、ビジネスシーンでは個性や遊び心よりもオーソドックスで控えめな香りの方が相手に好印象を残すことが多いでしょう。オーソドックスな中にも若者らしい軽やかさがある香りが良いですね。
▼30代ビジネスパーソンの香水の選び方
30代と言えば若さから脱却し、仕事でも責任ある立場に就く方が出てくる時期です。大人としての常識や、責任ある立場の人間としての振る舞いを求められることが増えるでしょう。また、それに伴い冠婚葬祭色んな席に出席する機会や、知らない方々と知り合う機会も増えてきます。
そんなあなたに求められる香りは、20代の頃よりも落ち着いた香りです。どんな席でも、周りの方々に配慮することができる大人としての常識を弁え、自己主張よりも調和をテーマに、香水を選ぶと良いでしょう。
▼40代ビジネスパーソンの香水の選び方
40代と言うと大人として、また男性として完成され始める年代です。あなたがこれまでに築き上げてきたものが形となったり、これまでの生き方から、自分のこれから進むべき道のりが見えてきます。自分という存在をしっかり理解できておられますので、自分らしい香りを追求するのもおしゃれで素敵ですし、若いころには手が出せなかったような高級なブランドの香りや、世界的に有名な香りも、この年代になると気負うことなく身にまとうことができるようになるでしょう。
ポイント2:ブランドでの香水の選び方
現在、様々なブランドから様々な種類の香水が発売されています。中でもたくさんの方々に愛用されている香水は本来、万人受けする香りが多いので、香水初心者の方にとっては手を出しやすいものでもありますが、たくさんの方々が愛用されている分、個性が埋没してしまうというデメリットもありますし、その香りが本当にあなたに合っているかは、確かめてみるまで分かりません。
ブランドで香水を選ぶ場合は、ブランドごとに存在する香りの特徴や路線を把握することや、実際にショップに行き必ずテスティングすることが重要です。
例えば、爽やかな香りと言えば、GIVENCHY(ジバンシー)やCalvin Klein(カルバンクライン)、&JINO(アンドジーノ)が有名ですし、男性らしさと言えばArmani(アルマーニ)、またセクシーな香りと言えばBVLGARI(ブルガリ)などのブランド名が挙げられます。
テスティングする際は、実際に香水を身にまとうのも良いのですが、いつも身に着けているハンカチなどの小物に香水を使用すると一層、香りを客観的に判断しやすくなります。
また香水は本来、男女兼用ですので、あなたが好きな女性と同じ香りや同じブランドを選んでみるのも良いですね。
ポイント3:匂いでの選び方(甘い、爽やか、セクシー)
また、自分のイメージをしっかり把握しているというあなたなら、自分のイメージに合った香水を選ぶもの良いでしょう。
例えば、草食系や弟キャラを自認しているあなたには、野性的でワイルドな香りよりも爽やかな香りが似合いますし、女性に縁がある方、女友達が多い方には甘い香りがよく似合います。
また、ある程度の年齢になると、背伸びをすることなくセクシーな香りを身に着けることができるようになってきます。
「こうなりたい自分」「こうあるべき自分」よりも、他人が自分にどのような印象を持っているかを的確に知ることの方が、難しいことだと言われています。しかし、正確に把握することによって、あなたの魅力を高めてくれる香りを正確に選ぶことができるようになるでしょう。
ビジネスシーンで気をつけたいメンズ香水のつけ方
お見舞いなどは中でもよく知られていますね。そのためビジネスシーンにおける香水の役割は、おしゃれ感の演出というよりも、清潔感の演出や体臭などで相手を不快にさせない心配りや配慮と位置づけた方が良いのかもしれません。
ビジネスシーンでの香水は、近寄ったときに香るほのかな香りが人気です。エレベーターや部屋を出た後に、いつまでも香りが残るのは明らかに香水のつけすぎ。
つける部分の汗を拭きとってから香水をつけること、またほのかな香りを演出するため、下半身に香水をつけるのがポイントです。
また、毎日同じ香水をつけていると、感覚がマヒしてだんだん香水の使用量が増える傾向があります。ここも気をつけたいポイントの1つです。またトップノートと呼ばれる香水をつけて30分以内の香りは刺激が強いことが多いので、外出する30分以上前に香水をつけるようにしましょう。