春になり、新社会人として働き始める方で一人暮らしをスタートさせるという方も少なくありません。一人暮らしとなると、生活する上で意外と節約する意識が遠のいてしまうという方もいるようです。今回この記事では、一人暮らしを始める方へ、簡単な節約術や毎日できる節約の方法、そのコツ等を徹底解説していきます。
目次
一人暮らしの簡単節約方法【生活費】
一人暮らしの簡単節約方法【固定費】
一人暮らしの簡単節約方法【生活費】
自分がもし一人暮らしをしていたらどんな生活を送っているかイメージできますか?実際に一人暮らしを始めた場合、まず節約していくべきところは毎日の「生活費」ではないでしょうか。
まずは、一人暮らしを行う際にぜひチェックしておきたい「生活費」の分野において、どのような節約方法があるのかをみていきましょう。
節約術①家計簿をつける
これまで実家暮らしをしていたという方は、1ヵ月に生活する上で必要になる「生活費」について、あまり知識がないという方が大半ではないでしょうか？しかし、一人暮らしだからこそ、節約すべき点があることに気付いている方も多いはず。そんな時は、あえて毎日の支出について家計簿をつけておくことをおすすめします。
家計簿は1ヵ月生活を送る中で、どのようなものにいったいいくらのお金を使用したかについて細かなお金の管理を行うことができます。最近では家計簿もデジタル化されており、家計簿アプリなどを活用することで収支を記録し、お金をどの場所で支出しているかが簡単に分かります。
無駄に出掛けてお金を使ってしまうということを防ぐことができるため、家計簿をつけておくと安心です。
節約術②食事は自炊する
一人暮らしを始めると、やはりなかなか自炊して食事を摂取するという方は少なく、毎日外食を繰り返してしまうという方も少なくありません。しかし、外食は自炊することと比較すると、毎月多額の食費がかかってしまいます。実際、1回外食を行っただけで、数日間のスーパーでの買い物代金に充当できるほどです。そう考えると、外食するといかにコストがかかることが分かります。
このように、少しでも食費を抑えることが節約生活につながると言えるため、一人暮らしを始めた際は、可能な限り食事を自炊して生活することをおすすめします。特に、日常生活を送る中で、最も節約できる方法は「食費」を見直すことだと言われています。
そのため、同僚や友人との交流のための外食以外は、できる限り自炊とし、週末など休日に冷凍保存が効く食材を調理して準備しておくようにしましょう。そうすることで帰宅後にすぐに時短調理が可能なため、夕食を素早く準備することができます。毎日の食事は自炊を心掛けることで節約へと近づくことができるでしょう。
節約術③体調管理を万全に
実は、1ヵ月の生活を可能な限り節約して過ごすためには、自身の体調管理が重要ポイントとなることをご存知ですか？これは、健康に生活することが、医療費の節約にもつながるからです。そのため、毎日規則正しく栄養バランスの取れた食生活を送るようにしましょう。バランスのとれた食生活を送ることで体調管理を万全に整えておくことをおすすめします。
一人暮らしの簡単節約方法【固定費】
一人暮らしにはいったいどのような固定費がかかるのでしょうか？固定費として挙げられるのは、居住地が賃貸物件である場合や持ち家である方など、賃貸料の発生や住宅ローンの返済があります。それぞれどのようにアクションを起こせば、そのような固定費を節約できるかみていきましょう。
節約術④住居費の見直し
私たちが毎日生活する上で必ず必要になる「住居費」。この住居費こそ、固定費の中でも最も多くかかる費用だと言われています。その割合は月収の30％が一般的です。
この時点で、現在居住している住まいの費用がそれ以上となる場合は、まず積極的に見直しをかけていきたいところです。この後は、固定費となる居住費について、賃貸物件と分譲に住む場合の節約方法についてみていきましょう。
【賃貸物件に住んでいる場合の節約方法】
賃貸物件は、大抵の場合、2年毎の契約更新が行われます。もしも賃料について減額等の申し入れが可能であれば、大家さんに値交渉を行ってみましょう。家賃の値交渉については、日当たりが悪くなるなど悪条件となることが起こる、相場価格よりも賃料が高額であるなどの理由がある場合は減額交渉に応じてもらえることが多いです。しかし、現実的に値交渉は難しい場合が多いと言われています。
そのため、あまりに月収との割合とバランスが取れていないという場合は、別の物件への引っ越しも検討してみましょう。
【分譲物件で住宅ローンを抱えている場合の節約方法】
分譲物件に住む方の大半は住宅ローンを組み、毎月の返済を行っています。この時、毎月の支払いを行う中でも資金に余裕が出た場合など、住宅ローンお繰り上げ返済することをおすすめします。これは、本来支払うべき利息を節約することにつながるからです。
繰り上げ返済は、「時間短縮型」となる返済期間を短期間に変更するものと、「返済額軽減型」と呼ばれる毎月の返済額を変更するものがあります。
毎月の負担額が少なくなれば、生活にゆとりがみられるようになるため、節約方法のひとつとして取り入れると良いでしょう。
【他の金融機関へ住宅ローンを借り換えする節約方法】
現在、多くの金融機関で住宅ローン商品を取り揃えています。そのため、現在借入を行っている金融機関の金利が他の金融機関よりも利率が高い場合、住宅ローンの借り換えを行うことも節約につながります。将来へ向けて返済を行う際の金利手数料の金額を考慮し、住宅ローンの借り換えを検討されるのもおすすめです。
そして、今後持ち家取得のため住宅購入を検討されている方は、可能な限り頭金を支払い、残金を少しでも少なくしておく方が住宅ローンの借入を行った後の返済に対する金利も節約することができます。あくまで無理のない返済計画を行うようにしましょう。
節約術⑤保険代の見直し
そして、一人暮らしを行う際にぜひ見直しておきたいのは「保険代」です。保険代は意外と生活の中でウエイトを占める部分であり、必要以上に備えることは避けるようにしましょう。
そのため、保険に加入する際は、毎月負担とならない金額で加入することができ、充実した補償内容であるかを見極めることが大切です。特に年齢が若いうちに終身保険へと加入しておくと、一生涯保険料が据え置きとなることから、年齢を重ねてからも保険料の支払いを負担に感じることがありません。
また、可能な限り掛け捨てではなく貯蓄タイプとなる保険を選ぶと良いでしょう。これは、もしも現金が必要になった場合でも、保険会社へ積み立てされている状況であれば、保険を解約して現金を得ることができるからです。
このように様々な点を考慮する中で、保険代がどれほどの費用を占めているかを改めて確認するようにしましょう。
