
セルティックに所属する日本代表FW前田大然(24)は、今月はじめにFIFAワールドカップ・カタール大会アジア最終予選・サウジアラビア戦で途中出場した後、中1日でレンジャーズとのダービーマッチでも途中出場したことで注目を集めている。その前田大然がダービー出場に至った背景を語った。13日、英紙『ザ・スコッツマン』が伝えている。
同選手は昨年12月31日に横浜F・マリノスからセルティックへの買い取り義務付きレンタル移籍が正式決定。先月16日スコティッシュ・プレミアシップ(スコットランド1部)第21節・ハイバーニアン戦でデビューすると、前半4分に移籍後初ゴールをマークしている。また、先月27日開催のカタールW杯アジア最終予選・中国戦と今月1日の
そしてサウジアラビア戦終了後に再びスコットランドへ戻ると、およそ30時間後の日本時間3日未明に行われたレンジャーズ戦で後半途中から30分間にわたりプレーしていた。
そんな前田大然はレンジャーズ戦出場の背景について「ポステコグルー監督と話をしていて、(2月3日のレンジャーズ戦に)出たいと言ったんです。クラブがとても親切に対応してくれたので、試合前に帰ってきてプレーすることができました。あのスタジアムのすごい雰囲気の中でプレーできたことは、素晴らしい経験でした」とコメント。スコットランド到着までにアンジェ・ポステコグルー監督とダービー出場について話していたことを明かしている。
また、同選手はポステコグルー監督に対する印象を聞かれると「日本でもセルティックでも同じシステムやスタイルですね。マリノスでやっていたような攻撃的なサッカーが好きですし、今もこのスタイルで楽しんでいます。監督とは良い関係を築けていますし、とてもうまくやれていますよ」と語った。
なお、前田大然は13日に行われたスコティッシュカップ5回戦・レイス・ローバーズ戦で69分からピッチに立つと、2分後にコーナーキックからのこぼれ球をヘディングシュートで押し込み、セルティック加入後3ゴール目をあげている。
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