2021年12月に北海道を鉄道旅行した際、最後に静かな場所でゆっくりしたいと考え、支笏湖へ行き、支笏湖温泉の旅館に宿泊しました。
支笏湖の自然
支笏湖は周囲を樽前山、風不死岳、恵庭岳といった美しい山々に囲まれたカルデラ湖で、およそ4万年前の支笏火山の噴火により形成されたと言われています。
国内では秋田県の田沢湖に次いで2番目の深さ(最大深度360m)の湖で、冬季でも凍らないため、日本最北の不凍湖となります。支笏湖の湖畔に立つと、景色は非常に雄大で、周囲の山々が湖面に映る様子は美しいです。
湖畔周辺には目立った建物が見られず、山や森の中の湖といった趣きであり、日本国内とは思えない、ある意味北海道らしさが表れている風景なのではないでしょうか。
支笏湖へのアクセス
このように静かな場所にある支笏湖ですが、特筆すべきは札幌や新千歳空港から非常にアクセスしやすい点です。車では札幌から70分、新千歳空港からは40分ほどです。
また新千歳空港からは路線バスでも55分でアクセスできます。この路線バスは途中JR千歳駅前を経由しますので、JR利用者でもアクセスが容易です。但し路線バスの本数はそれほど多くないため、事前にダイヤを十分に確認する必要があります。