明治安田生命J2リーグのFC町田ゼルビアは、モンテディオ山形を退団したブラジル人FWヴィニシウス・アラウージョ（28）の獲得がほぼ確実になったようだ。10日、ブラジルメディア『A Noticia』が伝えている。
同選手は過去にバレンシアやレアル・サラゴサなど欧州クラブでプレー。2020年2月に当時カンピオナート・ブラジレイロ・セリエA（ブラジル1部）のヴァスコ・ダ・ガマからモンテディオ山形へ完全移籍すると、来日1年目から公式戦27試合の先発出場で14ゴールをマーク。昨季もシーズン後半戦で再びレギュラーの座を奪い返すと、リーグ戦26試合の出場で14ゴールと結果を残していた。
そんなアラウージョの去就を巡っては、昨年末に日本国内外からオファーが届いているとブラジルメディア『グローボ』が報道。本人も母国復帰も含めてあらゆる可能性を検討することをほのめかすと、先月21日に契約満了によりモンテディオ山形を退団することが正式決定していた。
『A Noticia』の報道によると、アラウージョのもとにはモンテディオ山形から契約更新の打診を受けていたほか、モンテディオ山形をのぞいたJリーグ2クラブやブラジルを含む国外クラブからオファーが届いていたとのこと。家族や代理人と話し合った結果FC町田ゼルビアへの加入を決断し、今月9日にサインを交わしたという。
また、アラウージョ本人は「日本で3年目になるけど、たくさんアシストやゴールをあげてクラブやチームメイトと協力し合いたいと思っているよ」とコメントを残したほか、FC町田ゼルビアで背番号「40」を着けることも明かした。
文・オトナライフ編集部／提供元・オトナライフ
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