病を乗り越えピッチに復帰した欧州サッカー選手5選
(画像=アントニオ・カッサーノ 写真:Getty Images、『Football Tribe Japan』より 引用)

アントニオ・カッサーノ

元イタリア代表FWアントニオ・カッサーノ(2017年に引退)。幼い頃からサッカーをしていた南イタリアの町「バーリ旧市街の天才」と呼ばれ、ローマ、レアル・マドリード、サンプドリアでプレー後、2010年12月にミランに入団。2011年10月29日に行われたローマ戦後、ミラノマルペンサ空港で体調不良を訴え緊急入院すると、先天性の心臓疾患であることがわかり手術を受けた。

復帰には約6ヶ月を要し、2012年4月に医師からトレーニング再開が許可される。しばらくは活躍が難しかったが、安定したプレーを取り戻し、ユーロ2012のイタリア代表選抜を掴み取った。

インテルで1シーズン(2012-2013)プレー後にパルマへ移籍したカッサーノは、そこで多くの得点と数えきれないほどのゴールシーンを生み出している。

イケル・カシージャス

レアル・マドリードと代表チームで数えきれないほどのタイトルを手に入れてきた元スペイン代表GKイケル・カシージャス(2020年2月に引退)。マドリードでは1999年から2015年にかけて725試合のゴールを守り、プリメイラ・リーガ(ポルトガル1部)のポルトへ移籍した。

2019年5月1日、トレーニング中に心臓発作を起こし病院に搬送されたカシージャス。検査の結果、急性心筋梗塞と診断される。無事に退院したものの、数ヶ月の経過観察が必要であることからそのまま現役引退することが予測されていた。

ところが37歳のカシージャスは諦めなかった。2019/20シーズンの選手登録は見送るも、スタッフとしてポルトのチームを支え、2019年11月に復活に向けて練習を再開。その後も公式戦には出場できず、2020年2月に引退を迎えることとなったが、彼の姿は多くの人に勇気を与えたに違いない。

提供元・Football Tribe Japan

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