Wordの文字数設定や行数が合わないときに注意したい3つのこと
文字数を設定したとしても、本文に反映されない場合があります。その際は、3つのポイントをチェック。文字数や行数が合わない原因を確認しましょう。
1.文字数のカウント方法
Wordの文字数設定や行数が合わないときに注意したいことの1つ目は、文字数のカウント方法です。

ステータスバーに表示されている文字数カウントが合わない場合、カウントの見方を誤っている可能性があります。
単語は文字通り、文書全体の単語数を表示しています。テキスト内に英数字が含まれている場合、文字数とはカウントされる数が異なるため注意が必要です。
2.使用しているフォント
Wordの文字数設定や行数が合わないときに注意したいことの2つ目は、使用しているフォントです。 標準の游明朝ではなくメイリオなどのフォントを使っている場合、設定した文字数や行数が反映されない場合があります。1ページに指定の文字数を表示させるには、フォントは標準のものを使用するようにしましょう。
3.カーニング機能
Wordの文字数設定や行数が合わないときに注意したいことの3つ目は、カーニング機能です。
カーニングとは、半角英数字や区切り文字などが連なった場合に文字の間隔を詰め、美しく見せるための機能のことです。カーニングが無効になっていると文字間が空いてしまうため、テキストに英数字が含まれていると設定した文字数や行数が反映されないケースがあります。

カーニングのオン・オフを設定するには、まずメニューバーから「フォーマット」を選択。表示されたメニューの一番上にある「フォント」をクリックします。

「フォント」のダイアログボックスが現れます。「詳細設定」タブを選び、「カーニングを行う」のチェックボックスでオン・オフを切り替えます。
Wordの文字数と単語数の違い
Wordで文字数カウントを表示させる際、単語数も同時に確認できます。入力しているテキストがすべて日本語の場合、実は文字数と単語数は同じ数になります。
文字数と単語数の違いが明確にわかるのは、文書内に日本語と英語・数字が混在しているときです。例えば、「Nice to meet you.」という英文が入っている場合、文字数は14、単語数は4と数えられます。Wordは元々アメリカで開発されたソフトウェアなので、文字数と単語数の数え方が異なるのです。