バイクに乗るときに必要となるライディング専用のシューズやブーツ。普段履いている普通のスニーカーで十分でしょ? と思っている人もいるかもしれない。いやいや、バイク専用のライディングシューズやライディングブーツがこんなにも数多く販売されているのは、そこに意味があるからなんです!
使うシチュエーションに合わせてライディングシューズ&ライディングブーツを選べば、快適で乗りやすく、安全性も考えられているから、転倒時などの怪我リスクも軽減できるんです。
とはいえ、種類がとにかく豊富でいざ購入しようにも、
「形は似ているけれど、どこが違うの?」
「ソール形状にどんな違いがあるの?」
といった疑問が浮かび、何を選んでいいのかわからない人もいるはず。
そこでライディングシューズ&ライディングブーツの種類の説明と選び方を紹介!
自分に合ったフットウエアを見つけて、バイクライフをより充実させよう!!
目次
なぜバイク用のフットウエアを履く必要があるの?
走るシチュエーションによって最適なフットウエアは変わる!
なぜバイク用のフットウエアを履く必要があるの?
そもそもなぜバイク専用のフットウエアがあるのか。スポーツをするときに、野球なら野球用スパイクを、バスケットならバスケットシューズを、テニスにはテニスシューズと、そのスポーツにあったシューズを履きますよね? スポーツによって動きが異なり、高いパフォーマンスを発揮できて怪我を事前に防ぐためにも、専用のシューズが販売されています。
バイクに乗って走るとき、常にステップの上で荷重をコントロールしたり、シフトペダルやブレーキの操作を足で行なっています。
「別にその操作なら普通のスニーカーでできるから必要なくない?」
「そんな攻めて走らないからいらないっしょ」と思うでしょ。
普通のスニーカーだと、シフト操作で靴は痛むし、雨の時には滑りやすい。ステップが尖ったオフロードバイクだとソールはザクザクに削れてしまうこともあります。また、足首部分にプロテクターなどが入っていないと、転倒時などに怪我のリスクが高くなります。そもそも足関節(足首)はさまざまな骨が組み合わさって複雑な動きができるようになっています。それでいて足関節は皮膚が薄いため、開放性骨折になりやすいんです。
怪我を負ってからでは遅い!
というわけで街乗りあっても、ちゃんとバイク用のライディングシューズやライディングブーツを履きましょう。
走るシチュエーションによって最適なフットウエアは変わる!
先ほどのバイク用フットウエアを履く理由のところで、スポーツごとのシューズの必要性を例に出しました。
バイクも同様で、走るシチューションに合わせてライディングシューズやライディングブーツを履き替えることをおすすめします。
街中の移動やツーリングだとバイクを降りて歩くことも多いので〝歩行しやすい〟ものがよかったり、林道を走るなら〝足首を守りつつ滑りにくいソール〟が便利だったりします。
バイクでの遊び方次第で、選ぶライディングシューズやライディングブーツは変わってくるのです。