日本では未発売であったが、2007年に発表された初代iPhoneから現在発売中の「iPhone 13」シリーズに至るまで、中身も外見もずいぶんと進化を遂げた。もちろんAndroidスマートフォンも魅力的なデバイスが揃っているが、iPhoneデザインのスタイリッシュさにはファンも多いことだろう。そんなiPhoneだが、将来「持って歩くのがちょっと怖くなる」可能性が浮上してきたという。一体どういうことなのだろうか。
表裏、サイド全部ガラス製!スクリーン拡大も?

アメリカのアップルが全面ガラス製のiPhone・Apple Watch・Mac Proの特許を出願し、現地時間2021年11月16日に取得した、というニュースが話題となっている。
特許内のイラスト図面では、画面だけでなく裏面、側面もガラス素材になっており、場合によってはすべての面でディスプレイ表示が可能になる可能性も報じられているようだ。GalaxyのEdgeシリーズでは、すでに側面もタッチ可能な「エッジスクリーン」が採用されているが、iPhoneでもサイドをスクリーンとして使用したり、加えて現在スピーカーや充電口が備わっている下部にもスクリーンを搭載し、画面を最大限有効活用できる未来が来るのかもしれない。
すべての面がディスプレイとして使用できるとなると、画角が広がったり、より立体的で遊び心のある映像なども楽しめたりするのではないだろうか。ユーザーの間で好評な、最新型のiPhone 13に搭載されているカメラ機能「シネマティックモード」の楽しみ方も広がることも期待される。デザインに定評のあるアップルのことだ。デザイン面でもスタイリッシュさに磨きがかかり、さらにカッコよく魅力的なiPhoneが誕生することになるのではないだろうか。
そんな期待もあるが、一方で心配事も増える。そう、「今まで以上に割れやすそうじゃない?」と。それだけではなく、ネット上にはユーザーから多くの批判的な意見が寄せられている。