現代人であれば最低でもひとつは持っているであろうメールアドレス。デジタル技術の進化によって多くのコミュニケーションツールが登場している今でも、ビジネスシーンにプライベートにとメールを用いる場面は枚挙にいとまがない。
そんなメールで困ることといえばやはり「迷惑メール」だ。近年はメールソフトによる迷惑メールの自動ブロック機能も充実してきているが、主要なメールソフトのひとつ「Gmail」で、ブロック機能に“とある制限”があることが判明したという。果たしてどんな制限なのだろうか…。
ある日突然、迷惑メールのブロックが効かなくなったら?

(画像=(Image:Koshiro K / Shutterstock.com) ほとんどの人がGmailもしくはYahoo!メールを使っていることだろう、『オトナライフ』より 引用)
IT系ニュースサイト・Ars Technicaの報道によれば、Gmailにはブロック機能に追加できるメールアドレスに制限があるのだという。この事実を発見したのはArs TechnicaのDan Goodin氏で、Goodin氏は長年Gmailでフィッシング詐欺などの迷惑メールや企業からの広告メールをブロック機能で「迷惑メール」フォルダに格納するようにしていたという。しかしある日ブロック機能が効かなくなり、「ブロックしたと表示されるのに、実際にはブロックされていない」状態に陥ってしまったのだ。
その理由をGmailの開発元であるグーグルに問い合わせたところ、「Gmailはブロックできるメールアドレスを1,000個に制限しています」と回答があり、ブロック機能の制限の存在が判明したのだった。