高い平均額のカラクリ、同年代でも格差が明らかに

30代の平均貯金額1,031万円に驚きの声が、2021年の年収と貯金額調査で判明!
(画像=全体の平均貯金額は964万円で、年代別では60代の貯金額1,788万円と最も多く、40代の1,754万円、30代の1031万円と続き50代の貯金額は30代よりも低い回答結果に(Job総研調べ)、『オトナライフ』より引用)

 それにしても、30代の貯金額には驚かされる。ネット上では「30代の平均貯金額1,031万ってマジ?」「みんなこんなに貯金してるの?」「みんなお金持ってるやん!」とにわかには信じられないという声が上がった。

 世の中の反応と調査結果が乖離している原因は詳細を見ると察せられる。正確な人数や金額は明らかではないが、30代の回答者のうち現在の貯金額が1,000万円以上であると回答した人が60人前後存在する一方で、300万円未満と回答した人の合計はなんと120人弱にも及ぶ。

 例えば1,000万円貯金できている人とまったく貯金できていない人を平均すると、500万円が平均値ということになる。このように貯蓄額があまりに極端である場合、多くの人にとって現実とはかけ離れた結果が生まれてしまうこともあるのだ。

 平均額だけを見て、「自分は1,000万円も貯金できてない!」と慌てることはないのかもしれない。また、しっかり貯めている人にとっては「努力した当然の成果である」という意識もあるかもしれない。しかしごく富める者と貧しい者、その差はますます開いているのだと思わせる調査結果だったことはたしかだろう。

出典元:「2021年 年収と貯金額調査」報告資料【Job総研】

文・オトナライフ編集部/提供元・オトナライフ

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