目次
マンションオーナーになるために必要な信用力と費用
マンションオーナーに向いているのはこんな人

マンションオーナーになるために必要な信用力と費用

マンションオーナーになるには?仕事や収入、メリット・デメリットを解説
(画像=『レイビー』より引用)

マンションオーナーになるためには、不動産投資ローンの審査に通るための信用力とまとまった初期費用が必要です。

それぞれ、具体的に解説していきましょう。

信用力:ローンを利用するなら会社員や公務員は有利

投資用マンション購入の際、ほとんどの方が不動産投資ローンを利用することでしょう。

不動産投資ローンを利用するためにはまず、金融機関のローン審査に通らなければなりません。

審査に通りやすい属性は安定した収入が約束されている方、つまり会社員や公務員です。

金融機関はローン審査にあたり、収入の多寡よりも、長く同じ職場に勤めているか、正規雇用かといった収入の安定度を重視する傾向にあります。

したがって現在、会社員や公務員で安定した収入があれば、比較的ローン審査に通る可能性が高いと言えるでしょう。

物件の購入金額にもよりますが、年収500万円程度あればより安心です。

会社員・公務員といった長期雇用・安定収入が望める有利な立場を最大限利用し、不動産投資ローンを活用することでマンションオーナーを目指しましょう。

費用:100万円程度の自己資金は用意しておく

不動産投資ローンを組む際には、最低でも100万円程度の自己資金を用意しておくといいでしょう。

区分所有物件の場合は特に、最初から赤字スタートというケースも少なくありません。

最終的には不動産を手にできるとはいえ、何年も赤字経営を続けるのはきついという方もいらっしゃるでしょう。

赤字経営を防ぐ方法は、頭金を入れてローン比率を下げることです。

ローン審査において、頭金の存在は絶対ではありません。
しかし、100~500万円程度の自己資金があれば、赤字経営を回避しやすくなると期待できるでしょう。

マンションオーナーに向いているのはこんな人

マンション投資は事業経営という側面が強いため、投資より経営視点が重要になってきます。

したがってマンションオーナーに向いているのは、以下のような方です。

  • 安定収入のある会社員、公務員など、ローンを利用しやすい属性であるご職業の方
  • 経営視点で物件選びと物件の維持管理を行い、黒字経営を目指せる視点をお持ちの方
  • 信頼できる不動産会社をパートナーに選べる判断力のある方

一般的なサラリーマンの方がマンションオーナーになるためには、不動産投資ローンを活用することが主流な投資方法です。

そのようなローンを活用にするためには、大前提として、ローンを組みやすい属性=勤続年数が数年以上の会社員・公務員である必要があります。

またマンション経営を黒字に導くためには、想定される様々なリスクを予見し対策を準備することで、その可能性が高くなると期待できるでしょう。

リスクの対策・物件の購入・管理についてはオーナー1人で抱え込まずに、知識やノウハウを蓄積したプロの力を頼るとマンション経営も安心できるでしょう。

経営において経営者は、無理にすべての問題を1人で解決しようとせずに、専門家など周囲の力をうまく借り、色んな人を巻き込むことで事業経営を成功させる傾向にあります。

マンション経営にも同じ理が当てはまり、マンション経営を成功に導くためにはオーナー1人で解決しようとせずに、物件の購入や管理については、不動産会社というプロの力をうまく活用することが重要だと言えるでしょう。

信頼できる不動産会社というパートナーと共に経営面の課題をクリアしていければ、マンション経営を円滑に進めていけるのではないでしょうか。

不動産投資会社の選び方について、詳しくは「こんな会社は要注意!不動産投資を成功に導く8つのポイント」でも紹介しています。あわせてご覧ください。