コロナ禍でも転職を検討しているけど、受け入れてくれる業界があるのか不安…そんな悩みを抱えている若手ビジネスパーソンもいるのではないでしょうか。
Sansan株式会社のダイレクトリクルーティングサービス「Eight Career Design」は、名刺アプリ「Eight」に登録されているユーザーの名刺情報を元に、2021年の転職トレンドを分析しました。
コロナ禍で揺れ動く有効求人倍率
新型コロナウイルスの影響を受け、2020年の有効求人倍率は、前年と比較して低下するなど、就職氷河期を思わせるような状況下にありました。しかし2021年になると、若干の回復が見られる流れに。企業が状況の変化に対応し、人材獲得に向け動いたことが示唆されています。
今回、「Eight Career Design」は、コロナ禍の影響を受けながらも、求人の回復傾向に至ったのはどの業界なのかを調査し、結果を公表しています。
IT業界での経歴がある人材が求められている
調査の結果、「金融業界」「運輸・物流業界」「人材業界」「コンサルティング業界」は、大小違いはあれど、入職に対して離職の割合が増え、コロナ禍の影響を受けたことが分かりました。
一方、上記の4つの業界全てにおいて、2021年で回復傾向に。コロナ禍で制限は続くものの、企業側が新たな人材探しを始めたことが分かります。また、それぞれの業界には「IT業界」からの入職者が多い結果となりました。これは、DX推進などの流れの中で、各業界がIT業界での実績を持つ人材を即戦力として求めているためだと推測されます。
転職を考えているけれど、まだどの業界にするか決まっておらず、悩んでいる。そんな若手ビジネスパーソンは、同調査の結果を参考に、再度業界研究をしてみてはいかがでしょうか。
調査の詳細など、詳しくはプレスリリースでご確認ください。
【調査概要】
調査期間:2019年1月1日〜2021年12月31日
調査対象:調査期間内に転職したEightユーザー12万1289人(累計転職回数は14万2345回)
調査方法:Eightに登録されている名刺の社名変更を「転職」と定義して該当人数を集計
※出典元:厚生労働省「一般職業紹介状況(令和3年11月分)について」(2021年12月)
提供元・U-NOTE
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