
かつて浦和レッズやアルビレックス新潟、ガイナーレ鳥取でプレーしていたブラジル人FWレオナルド(24)は、近日中にも韓国国内クラブへの移籍が正式決定するようだ。3日、ブラジルメディア『iG SPORT』が報じている。
現在中国国内クラブに所属するレオナルドは、昨年12月にプリメイラリーガ(ポルトガル1部)のポルティモネンセへ移籍する可能性が噂されていたが、本人はSNSでこれを否定。また、年明けにはブラジルメディア『iG Esporte』のインタビューで「いつかブラジルに戻りたいね。もし神様が許してくれるならば、今までプレーしたことのあるクラブでもう一度プレーして、そのクラブの偉大さを実感してみたいね」とコメント。再びJリーグ復帰に対する思いを明かしていた。
しかし韓国紙『スポーツソウル』は先月24日、Kリーグ1(韓国1部)の蔚山現代が1年レンタルによるレオナルド獲得で山東泰山と合意に達したと報道。レオナルド本人も28日、河北在籍時のプレーがまとめられた動画をSNSに投稿し「新たな空気を吸う時だ…中国での経験はとてもやりがいのあるものだったし、もっと良くなることが多かった…2022年もたくさんのゴールを決めて、みんなに喜びを与えられるような年にしたいね!」とコメントを残していた。
その中、『iG SPORT』の報道によると、蔚山現代は近日中にもレオナルドの獲得を公式発表する模様。また、山東泰山と蔚山現代による今回の取引では買い取りオプションが盛り込まれていないという。
なお、レオナルドはガイナーレ鳥取、アルビレックス新潟で2桁ゴールをあげると2020年に浦和レッズへ加入。前線に必要不可欠な存在としてJ1リーグの舞台でも2桁得点をマークしていた。そして、昨年2月には浦和レッズから山東泰山へ完全移籍するものの、わずか半年で構想外となり、7月末に河北足球倶楽部へレンタルにより加入している。
その河北では、リーグ戦中断を迎える8月中旬まで全6試合に出場。中断時期である昨年9月に給与未払い問題を抱えていることが発覚し、外国籍選手をはじめ主力選手が公式戦でプレーを拒否したと伝えられていた。しかし、レオナルドは昨年12月12日のリーグ戦再開以降、8試合中6試合でフル出場。先月4日に中国スーパーリーグの全日程を終えた。
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