元北九州・浦田樹がクロアチア国内クラブ復帰!浅野拓磨移籍騒動で給与未払いの実態告白
(画像=浦田樹(写真手前) 写真:Getty Images、『Football Tribe Japan』より 引用)

 かつてジェフユナイテッド市原・千葉、FC琉球、ギラヴァンツ北九州でプレーしていたDF浦田樹(25)が。クロアチア国内クラブに復帰したようだ。3日、クロアチアメディア『evarazdin』が伝えている。

 同選手はジェフユナイテッド市原・千葉の下部組織出身。ブラジルのPSTCやFC琉球、ギラヴァンツ北九州でプレーしていたが、2018年11月にギラヴァンツ北九州を契約満了により退団している。その後、2019年3月にウクライナ1部のゾリャ・ルハーンシクに加入していたが、2020年1月に契約解除。およそ半年間にわたり無所属状態だったが、2020年8月に当時クロアチア1部のNKヴァラジュディンと契約を結んでいた。

 そんな浦田樹は2020/21シーズンの開幕から左サイドバックのレギュラーに定着。昨年3月までに1ゴール5アシストと結果を残していた。しかし、4月以降は10試合中わずか1試合の先発出場にとどまるとクラブも2部に降格。シーズン終了後にNKヴァラジュディンを退団して、スロバキア1部のオリオンチップ・セレドへ加入していた。

 しかし、『evarazdin』の報道によると、浦田樹は昨年末に契約満了でオリオンチップ・セレドを退団。しばらく無所属状態となっていたが、今月に入ってNKヴァラジュディンへの復帰が決まったという。

 なお、浦田樹は日本代表FW浅野拓磨(27)がセルビア1部強豪クラブのパルチザンと契約解除に踏み切った際、「僕もウクライナ時代に給料未払い、不当な契約解除などがあった。僕以外の外国人選手4人も同じ扱いだった。正直言って、話が通じないレベル。ヨーロッパリーグに出てるクラブでもこんな感じのことが当たり前に起こるのが東ヨーロッパ。裁判で対抗するにしてもリスクや大きな労力がかかる」と給与未払いの実態をSNSを通じて明かしたことで注目を集めていた。

 NKヴァラジュディンは今季、クロアチア2部でここまで15試合を消化し勝ち点27を獲得。首位から2ポイント差の2位につけている。NKヴァラジュディンが1年での1部復帰を目指す中、浦田樹としてはレギュラーを奪ってクラブの目標達成に貢献したいところだ。

提供元・Football Tribe Japan

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