
セルティックに所属する日本代表MF旗手怜央(24)は2日、レンジャーズとのダービーマッチで2ゴール1アシストをマークし、勝利に大きく貢献した。その中、明治安田生命J1リーグの北海道コンサドーレ札幌を退団したFWジェイ・ボスロイド(39)が日本人選手への評価に関する愚痴をこぼしている。
セルティックは昨年6月、当時横浜F・マリノスを率いていたアンジェ・ポステコグルー監督を招へい。そして7月にはヴィッセル神戸から日本代表FW古橋亨梧(27)を獲得すると、その古橋亨梧は昨年末に負傷離脱するまで2桁得点をあげるなど鮮烈なパフォーマンスを披露している。
すると、ポステコグルー監督がJリーグの移籍市場を熟知していることもあり、セルティックは今冬の移籍ウィンドウで旗手怜央、前田大然、井手口陽介を獲得。3選手は先月17日開催のスコティッシュ・プレミアシップ第21節・ハイバーニアン戦でデビューすると、前田大然が移籍後初ゴールをマークしたほか、旗手怜央はマン・オブ・ザ・マッチ(MOM)に選出されている。
くわえて旗手怜央は先月26日の第22節・ハーツ戦で強烈なミドルシュートから移籍後初ゴールをマーク。そしてホームに宿敵レンジャーズを迎えた一戦では全得点に絡む活躍を見せている。
セルティックで日本人選手がつづけて好パフォーマンスを発揮する中、ジェイは3日にSNSを更新。「前から言っているけど、日本人選手は良いんだ。だけど、誰も聞いてくれない…」と投稿すると、日本のサッカーファンから同選手の見方に賛同するメッセージが届いている。
北海道コンサドーレ札幌在籍時から日本人選手のクオリティの高さを訴え続けてきたジェイだが、同じくJリーグの舞台で成功を収めたポステコグルーの手によってそのことが証明されつつある。
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