不動産情報サービスのアットホームが、2021年12月の首都圏「中古マンション」の価格動向を発表した。「不動産情報ネットワーク」で消費者向けに登録・公開された中古マンションの価格動向を調査・分析したものだ。
2021年12月の首都圏「中古マンション」の価格動向
この調査結果は、アットホームの不動産情報ネットワークで消費者向けに登録・公開された中古マンションの価格動向について、アットホームラボに調査・分析を委託し、アットホームが毎月公表しているものだ。
2021年の12月のトピックをまず紹介しよう。
「首都圏の中古マンション1戸あたり平均価格は 3,598万円で、前月比+2.0%と上昇」
「6カ月連連続で、8エリア全てにおいて前年同月を上回る」
「東京都(23区/都下)、神奈川県(横浜市・川崎市/他)、埼玉県(さいたま市/他)の 6エリアが2017年1月以降最高額を更新」
この調査の対象エリアは、東京都(23区/都下)、神奈川県(横浜市・川崎市/他)、埼玉県(さいたま市/他)、千葉県(西部/他)となっている。
この調査では、対象データの「登録価格(売り希望価格)」を「価格」と表記している。また、コメントでは、30㎡以下を「シングル向き」、30㎡~50㎡以下を「カップル向き」、50㎡~70㎡以下を 「ファミリー向き」、70㎡超を「大型ファミリー向き」としている。
首都圏8エリアの平均価格(*)
首都圏の1戸あたり平均価格は、8エリア全てで6カ月連続の前年同月超えとなった。
平均価格指数の推移は、千葉県(西部/他)でやや勢いが鈍くなっているものの、全体的には概ね上昇傾向となっている。2021年初めは指数=100前後と出遅れ感のあった東京都下と横浜市・川崎市も、この1年で10ポイント以上上昇している。
なお、東京都(23区/都下)、神奈川県(横浜市・川崎市/他)、埼玉県(さいたま市/他)の6エリアが2017年1月以降最高額を更新した。
マンションの売却や購入を考えている人は、価格動向をまめにチェックして、売り時、買い時を見極める必要がありそうだ。
(冨田格)
* 前年同月比・指数の推移
提供元・IGNITE
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