楽天証券と楽天ペイメントは、2022年6月下旬を目途に、投資信託の積立に、楽天グループのオンライン電子マネー「楽天キャッシュ」が利用できるサービスを開始すると発表した。有価証券の購入に電子マネーを利用できるのは、国内主要証券で初めて。また楽天証券は、主要オンライン証券会社で初めて、家族登録でポイント付与率アップなどの特典が得られる「家族プログラム」の提供を開始する。

楽天証券、投信積立「楽天キャッシュ決済」など新サービス導入、家族での資産づくりを提案
投信積立「楽天キャッシュ」決済のイメージ(画像=『BCN+R』より 引用)

 楽天キャッシュは、楽天カードや楽天銀行口座からチャージ可能なオンライン電子マネー。この楽天キャッシュが投資積立の決済に利用可能になると、既存の楽天カードクレジット決済の月額上限5万円とあわせて、毎月合計10万円分の投資信託を購入できる。オートチャージ機能にも対応予定で、手間なく投信積立を継続しやすくなる。

楽天証券、投信積立「楽天キャッシュ決済」など新サービス導入、家族での資産づくりを提案
投信積立「楽天キャッシュ」決済のサービス概要(画像=『BCN+R』より 引用)

 サービス開始を記念し、22年中(22年8月から12月買付分まで、積立設定の開始は6月から)は、上限5万円までの投信積立の楽天キャッシュ利用額に対し、通常のチャージ額の0.5%の楽天ポイント付与に加え、0.5%上乗せしてポイント還元するキャンペーンを実施する。合計1.0%ポイント還元となるため、キャンペーン期間中は毎月合計最大500ポイント獲得できる。なお、新サービス開始に伴い、楽天カードを利用した投信積立によるポイントサービスと、SPU(スーパーポイントアッププログラム)の「楽天証券」の条件が変わる。

楽天証券、投信積立「楽天キャッシュ決済」など新サービス導入、家族での資産づくりを提案
投信積立によるポイントサービスは上限月5万円・1%還元から、 最終的に月上限10万円・0.2~1%還元に変わる(画像=『BCN+R』より 引用)

 22年9月の買付分から、楽天カードを利用した投信積立によるポイントサービスは、代行手数料(税込で年率0.4%以上/未満)によって変わり、1%または0.2%となる。22年8月の買付分までは一律1%。SPUの改定は4月分から。

楽天証券、投信積立「楽天キャッシュ決済」など新サービス導入、家族での資産づくりを提案
楽天証券による新サービスの案内(画像=『BCN+R』より 引用)

 「家族プログラム」は、家族が開設している楽天証券口座をオンラインで登録すると取引などに応じてさまざまな特典を獲得できるプログラム。4月に先行スタートし、5月下旬に開始予定。楽天グループの各サービスで使えるスペシャル特典も用意する。

楽天証券、投信積立「楽天キャッシュ決済」など新サービス導入、家族での資産づくりを提案
今後のスケジュール(家族プログラム・投信積立サービス・SPU)(画像=『BCN+R』より 引用)

 なお、楽天証券では、4月1日0時に、銀行と証券の連携で楽天ポイントを進呈する優遇プログラム「楽天銀行ハッピープログラム」の楽天証券で保有する投資信託にかかわる進呈ポイントと、銀行と証券の口座連携サービス「マネーブリッジ」について特典内容を変更する。この変更を含め、楽天カードを軸に長期の資産形成を後押しする仕組みを整え、世代を超えた資産づくりをサポートしていく。

提供元・BCN+R

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