
かつて日本代表の一員としてFIFAワールドカップの舞台で3度プレーしたMF本田圭佑(35)は、今月に再びカンボジアの指導者という立場で国際大会に臨むようだ。1日、タイメディア『デイリーニュース』が伝えている。
本田圭佑はロシア・プレミアリーグ(ロシア1部)の強豪CSKAモスクワやセリエAの名門ACミラン、リーガMX(メキシコ1部)のパチューカなど複数クラブに在籍。昨年9月からリトアニア1部のFKスードゥバでプレーしていたが、2021シーズン終了後に契約満了を迎えている。
また、同選手はカンボジア代表GM(ジェネラルマネージャー)を務める中、昨年12月にシンガポールで開催されたAFFスズキカップ(東南アジアサッカー選手権)でカンボジア代表を指揮。グループリーグでマレーシア、インドネシア、ラオス、ベトナムと対戦したが、1勝3敗でグループ4位という結果に終わり、準決勝進出とはならなかった。
そんな本田圭佑はAFFスズキカップ終了後に帰国。現在はJリーグクラブのない県を訪問。市長や知事との面会において、都市部と地方部のスポーツ格差やスポーツを通じた教育について意見交換を行っている。
その中、『デイリーニュース』の報道によると、本田圭佑はU23カンボジア代表監督として今月14日から26日にかけて行われるU23 ASEANサッカー選手権に参戦するとのこと。U23カンボジア代表はグループリーグで東ティモール、フィリピン、ブルネイと対戦することになっており、大会初優勝をかけて臨む。
サッカーを通じて世界各地を飛び回っている本田圭佑。ひとりの選手としての動向が気になるところだが、カンボジアで指導者キャリアの経験を着実に積み重ねている。
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